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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年01月08日

11歳最後の日

11歳最後の日だからと言って
特別なことは 何もないんだけどな

オレが どんな状態でいたか
記しておきたいと思うんだ。

その前に tammyさんが 
「コメントはあまりしないけど 毎回見ている」 

と 言ってくれた。

オレも母ちゃんも うれしいぞ。

実を言うと 語りを始めてしばらくは 足あとに残っていない人は 

オレの語りには来ていないんだと思っていたんだ。
だから グンブロの人たちはあまり来てくれていない・・・

と 思っていた。
しばらく そう思っていたんだな。

ところが 足あとに残さなくても
オレの語りに来てくれている人がいるんだっていうことがわかってな

オレも母ちゃんも うれしかったぞ。
単純かもしれないけど オレのことを 共有してもらっている ということが 大きな力になっている。

単純だな。
でも 本当なんだ。

介護って 様々なことを抱えることになるからな。
孤独だと 辛いんだ。

長くなるから この辺で・・・
とにかく 宜しく頼むな。

今夜は 父ちゃんが同窓会だって。
オレのおしっこを 5時ごろとってくれて そのあと めかしこんで出かけていった。

今は オレと母ちゃんと ばあちゃんと3人なんだ。
男は オレ一人だな。

やっぱり オレ 甘ったれになってきている。
ちょっと母ちゃんが見えないと ヒーヒーって鳴くんだ。

父ちゃんか母ちゃんが そばにいれば静かにいられるんだけど
歳をとると子どもに帰る って言うけど あれ 本当だな。

父ちゃんか母ちゃんに おっついているのが一番安心する。

今のオレは 穏やかだ。
そして 幸せだ。

歩けないけど みんながそばにやって来てくれる。
話せないけど みんなが話しかけてくれる。

外で排泄できないけど 父ちゃんと母ちゃんが力を合わせて おしっこもうんこもさせてくれる。

オレが おしっこを オムツにしている頃
父ちゃんは ほとんどタッチしていなかったから オレの排泄物に 敏感だった。

たまに オムツをさせると へたくそでなぁ よくもらしていた。

「おーい ジョーが臭いぞ・・」
なんて言って 母ちゃんを呼んでいたなぁ。

だけど今は 自分がおしっこ担当だからな
手におしっこがかかろうが そんなことおかまいなしだ。

もくもくと おれのおしっこを採る。
母ちゃんは母ちゃんで オレのうんこの担当でな

オムツにさせないように ちゃんとうんこをさせてくれる。

以前なら 大騒ぎをしていた父ちゃんも うんこを見ながら 平然としている。
変われば変わるものだな。

何だか 今夜も臭い話で終わりそうだ。
毎度のことで 悪いな。

今日の写真は 同じようなのばかりだけど
今夜のオレだ。

鼻の頭の ドッグフードがかわばりついたあとは
母ちゃんが お湯で拭いてくれるのだけど 取りきれないんだなぁ・・・

あしたはいよいよ 12歳になるんだな。
夢のようだ・・・

またな!!!
  

Posted by N子 at 20:16Comments(16)

2011年01月04日

悲しいけどちょっといい話

東京の兄ちゃんが 話してくれた。
「俺 悲しいな と 思うことがあるんだ・・」

兄ちゃんの話はこうだ。

その日は 雨降りだった。
仕事の現場で 車の中で一休みしていたら

少し離れた所で ばあさんがうつぶせに倒れているのが見えた。

ばあさん 両手を踏ん張って 起き上がろうとしていたのだけど 手の力がないので 頭は伏せたままだった。

そばで 仕事をしている人達がいたので
そのまま 車の中の 仲間の話に気持ちを向けた。

しばらくして ばあさんの様子を見てみたら
雨の中 まだ 同じ状態でうつぶせのままだった。

兄ちゃん すぐに車から下りて
ばあさんのそばに行った。

「大丈夫かい?」 ばあさん こっくりする。

体を起こしてあげたら 額から 血が流れていた。

そばで仕事をしていた人に 「これを 気づかなかったの?」

聞いたら 「気づいてはいたんだけど・・」

兄ちゃん その言葉を尻目に そばにあった病院へ ばあさんを支えながら連れて行った。

病院は その日は休診日だった。
「嫌な顔をされるかな・・・」

そんなことを考えながら 病院へ入った。

病院の事務の人は
「わかりました あとはこちらで引き受けます」

兄ちゃん ほっとして仕事に戻った。

「倒れている人を知りながら
誰一人 気持ちを向ける人がいなかったことが 悲しい・・・」

だけど 病院の対応に救われた。

母ちゃん その話をじっくり聞いてから言った。

「お前は 世の中にいい種をまいたんだねぇ・・」
「そのことは 必ず 周りの人たちの心に届いたよ」

そして 姉ちゃんが 家のそばで倒れている人を
救急車が来るまで 介抱した話をして

「それをしたことは あたりまえのことなんだけど
なかなかそれができない今の世の中 私の子どもたちは まともに育ってくれているんだねぇ・・」

「自分がしたい・・ と思ったことは 偽善者と思われようが 人の評価なんか気にしないで 貫くことだよ」

母ちゃん そう言って 誇らしい気持ちになった。 


またな!!!
  

Posted by N子 at 20:50Comments(4)

2010年12月24日

振り返ってみれば

昼間 オレが あまりに鳴くものだから
母ちゃんが 車椅子に乗せてくれた。

このごろ 車椅子に乗ったとたんに 
暴走してしまうのでな

玄関の中で 乗せてもらうんだ。

今日も 準備して えらい勢いで
オレ 外に飛び出したんだ。




だけどな 寒くってなぁ・・・
道路のほうを眺めて オレ 威勢が悪くなった。

あまり 行く気がしなかったんだ。

「ジョーちゃん 何言ってるん お散歩に行くんだよ!」

母ちゃんに うながされて
しぶしぶ 歩き出したんだ。





だけど 庚申様まで行かないうちに
立ち止まってしまって そうそうに引き上げてきた。

往復 5分だな。


今日は クリスマスイブ
それにちなんで オレの語りを 振り返ってみたんだ。

イブは  あまり関係ないか・・・

そもそも この語りを始めたきっかけは
オレみたいに大きな犬と 家の中で共に暮らしている家族は そうはいないと思って 

めずらしいからその様子を発信していこう・・・
と 思ったわけなんだ。

だけど そのうち オレの家みたいな家族が
わんさかある ってことがわかってな

オレも母ちゃんも うれしくなってきた。

そうとなると 特にめずらしくないけど オレたちなりに発信していこう
と 考えて 語りを続けてきたんだ。

この 1年と3ヶ月の間に いろんなことがあって
この語りの目的も すこしづつ明確になってきた。

今ちょうど アメブロで オレが散歩を断念する所にさしかかっている。
一番 辛い時期だった。

それから いくつもの段階をおって 今に至っている。
その間 語りを通してたくさんの知り合いが出来た。

毎日 そっと様子を見に来てくれている人達も
たくさんできた。

ただ できたというだけじゃぁない オレと母ちゃんの 心の友として大きな存在になっているんだ。

だいたい 語りを始めた頃は これほど続くとは思っていなかった。
しかも ほぼ 毎日更新しつづけて だぞ。

また ブログ上で これほど親しくなれる知り合いが出来るとも 思っていなかった。
いまや オレと母ちゃんにとって この 語りは 生活の一部になっている。

母ちゃんは 昼間は 家のこと 家族のこと 仕事のこと オレのこと
それだけで 手一杯な生活をしている。

その中の 夜のひと時 自分の時間。

オレと家族のことを ひたすら発信し続けている。
もはや そうせずにはいられない というところだ。

その結果 オレを通して 知らず知らずのうちに 命のすがたを伝えている。
母ちゃん自身も それを同時体験している。

発信し続けていることによって この語りが
何より オレと母ちゃんの よりどころの場所として 不動の場所になっている。

ただの 語りの場所だったものが その存在価値を大きな意味のあるものに変化させてきた。
物事の展開の 不思議とダイナミックさを 思う。

どうも 歳のせいか 動くことがおっくうになってきた。
今日みたいな寒い日は 寝ているに限るな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 22:04Comments(0)

2010年12月16日

今日も一日

今日も一日 終わったなぁ・・・

みんなは どんな一日だった?
オレは 今日も いーい一日だったぞ。










寒かったけどなぁ・・












朝の 排泄散歩も そうそうに引き上げる。

寒くてな。










今日は 朝も夜も ご飯は完食。
だけど 水が飲みたくなくてなぁ。

何年ぶりかに 牛乳をもらったら うまかったぞ。
今日は 水の変わりに 牛乳ばっかり飲んでいた。

「牛乳くれー・・!」
って 泣いたりな 今日は昨日より活動的だった。




父ちゃんの股の間に 顔を突っ込んで
じっとしていると とっても安心するんだ。

もう あまり 家の中でも
ずって歩くことはなくなったんだけど

何かの拍子で 横っ腹をずってしまうと
クダが動いてしまうのでな




めいっこの腹巻を 一つ拝借して
オレが 使うことにしたんだ。

いろいろ工夫してな
あれこれ やっているんだ。

明日も いい一日でありますように・・・

祈ろうな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 19:23Comments(10)

2010年12月15日

オレ ありのままを語るから

オレがな オムツをし始めた頃 母ちゃん オレの語りで そのことを話すかどうか しばらく迷っていたことがあるんだ。

それでもな やっぱり正直に話すことが本来の筋だ・・・
って 思ってな 思い切って語ったんだ。

今じゃぁ 当たり前のことなんだけど
初めて伝えるときは 迷ったんだぞ。

そしたら 間もなく コメントが入ったんだ。

「おしめかってるボクサー犬 初めて見た」

と それだけだった。

母ちゃん 面白がられている・・・
と 思ってな すぐそのコメントを削除してしまった。

自分は ジョーを はずかしめているのか・・・
そんな思いが 頭をよぎった。

でも すぐに はずかしいことなんかない!
と 思い直してな このまま発信することに決めたんだ。

その人も その言葉が 偽らざる正直な思いだったのかもしれないしな。

そもそも オレのオムツの話をせずには
今となっちゃぁ オレの語りには ならないものな。

そして そのほかのことも オレ これまでずっと
ありのままを 語ってきた。

父ちゃんと母ちゃんと オレのこと 家族のこと。
出来る限り 包み隠さず語ってきた。

そしてな これからもそうだ。
ありのままを 語っていくぞ。

オレも 父ちゃん 母ちゃんも 今の状態に 本気で取り組んでいる。

オレが 一番楽なように・・・・
そればかり 考えてな。

めぐみんさんが 泣いてくれた。
オレの様子をみて 痛々しい・・・と 泣いてくれた。

10/16さんが 這いつくばってでも生きるんやで
と 励ましてくれた。

自分の愛犬を亡くしたばかりだから
重なってしまうだろうに・・・

ラビィ母さんが ジョーちゃん がんばれ!
と 応援してくれた。

Lilaパパさんが これからより厳しい局面が待っているだろうが くじけずがんばれ・・・
と 励ましてくれた。

母ちゃん みんなのコメントを読んで 胸が熱くなった。

昼間はな 夢中で過ごしているからな
あまり感じないけれど

夜になって 優しさに触れると 心が緩む。

母ちゃんな オレも 父ちゃんも寝てしまって 一人になると
ふっと 力が抜けるんだ。

そして コメントに励まされてな つい 涙するんだ。

母ちゃんの気持ちが わかってくれている。

どれも これも 母ちゃんの 胸に迫ってくるんだ。
そして それが 癒しになる。

また いつもながら 声は発しなくも
常に 応援してくれている大勢の人たち・・・

元気 とは言えない 今のオレを支えていくのに
みんなの励ましが 必要なんだ。

くどいようだけど 
オレ これからも ありのままを語っていく。

どうか これからも 付き合ってもらいたい。

目をそらさずに 耳をふさがずに 付き合ってもらいたい。

たのむぞ!



昨日の先生の話から
注射器は 煮沸消毒 クダは 消毒液で拭いている。

父ちゃんも母ちゃんも なーんにも知らないからな
聞いてみて初めて わかるんだ。

今日は ご飯は少なめだけど 完食したぞ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 20:01Comments(2)

2010年12月08日

なくてはならないもの

オレにとって なくてはならないもの。

父ちゃんと 母ちゃん。
この二人のことを 思うとき 胸が熱くなる。









そして この 後ろ足の補助具。
こんなに 使い古してしまった。

この間 新しいのを買ってきた。
履き替えにな。

病院へ行くときは 新しいのをはかせてもらった。

最初は 3Lを使っていたんだけど
どんどん肉がそげてきて 2Lでちょうど良くなってきた。

足の付け根が きついみたい・・・
と 言って 母ちゃんが 少し切れ目を入れてくれた。

これがないと オレ うんこを外ですることができない。
ご飯を食べに 自分の食器の所にも行けない。

寝るとき ベッドに行くこともできない。
大事な大事な 補助具だ。

それから 車椅子。
今日も 散歩に行ってきたぞ。











いつもの 3左路。
ちょっと立ち止まって・・・

やっぱり 第2コースを選んだ。









いつものじいさん ばあさんの家。
近所の おじさんがお茶を飲んでいた。

「おぉ おぉ エライもんに乗ってるなぁ・・」
「後ろ足が 利かないんかい?」

「そうなんです。 でも前足が使えるので この車椅子で歩くことが出来るんです。」

「そうか そうか・・ がんばってるなぁ・・・」

ばあさんに いつものように せんべいをもらって 
礼を言って(母ちゃんが だけどな) 先へ進んだ。

オレと母ちゃん いい時間だったぞ。

またな!!!
  

Posted by N子 at 22:34Comments(2)

2010年11月24日

一人じゃないぞ!

(向うに見える小さな小屋は ミニ豚の”ラッシー”の小屋だぞ)
今の世の中 便利になったくせに
みんな 忙しそうにしている。

家庭の中も 電気製品があふれ
そりゃぁ便利になった。

それなのに 人は 忙しそうだ。

車が出来て いつでもどこへでも行けるようになったのに
何だか 忙しい。

都会の地下鉄の通路を歩いている人たちは
みな 無表情で忙しそうに歩いている。

「私は 忙しいんです!」
「企業から 人から 必要とされているから のんびりしている暇はないんです!」

「だから 孤独なんかじゃないんです!」

なんだか そんなふうに言っているように見えてしまう。

なんでかなぁ・・・
なんで みんな 忙しいんかなぁ・・・

そういう母ちゃんも 毎日追われている。
自分のことは 後回しで 人のことで追われている。

だけど 自分の中身は 自分のものでありたい
と 思っている。

自分の中身だけは 周りに振り回されないでいたい
と 思っている。

そして いつの日か 自分が一番やりたいことを
思う存分 やってみたいものだ 

と 思っている。

このブログの世界で わかったことがある。

自分の中身について あれこれ考えている人間が
けっこういるんだ。

悩んだり 苦しんだり 自分の心と向き合っている。
落ち込んだり 後悔したり 自分の中身に目を向けている。

オレにとって 意外なことだった。

だけど 人間たちよ  そんなふうに 自分の心と戦っている人間は

一人じゃぁないぞ。
たくさんの人間が 悩んだり 落ち込んだり もがいているぞ。

孤独なんかじゃぁないんだぞ。
だから がんばれな。

だって 人間は ”栄光を体験するために生きている” んだもの。

その日のために そのことを信じて 生きていこうな。

みんなの心が 一つになれば
必ず 世の中は変わっていく。

忙しくしなくても 生きていけるように
変わっていく。

ゆったりと 自分と向き合うことができる世の中に 変えような。


またな!!!
  

Posted by N子 at 23:01Comments(2)

2010年11月18日

工夫

父ちゃんも母ちゃんも 何かを工夫して
使うのが 好きなんだ。

すぐに買わないで 工夫してみる。

オレの洋服も 買うなんてことは
母ちゃんの頭の中には 一切なかった。

当然 誰かのお古を利用することしか
選択肢の中に なかったんだ。

幾日か前に ペットの通販カタログを見て
あぁ 洋服も売っているんだな・・・

と 思ったくらいなんだ。

「ジョーは この服が一番似合うなぁ・・」
父ちゃんが言った。










「あれ? おばあさんも同じ事言ってた・・」
「花柄のは ジョーさんらしくないなぁ・・ なんてことも言ってたんよ」

たしかに・・・・・。








この 藤色のベストは もちろん母ちゃんのお下がりなんだけど
すそがパァパァすぎたんで 折り返して縫って ゴムを入れてくれた。

ほれ すっきりしているだろう?
まとまりがいいぞ。

車椅子も 後ろ足がズルズルとずってしまって
父ちゃんに直してもらうわけだったけど

いつまでたっても らちが明かないので
これまた 母ちゃんが工夫した。


座布団をいくつか折って 高くしてオレを乗せている。
だいぶ 改善されたわけだぞ。

こうやって 創意工夫して使うことが 楽しいんだな。
人をあてにしていると 進まないからな。

だけど ブログの仲間は 大方が工夫が好きだな。
料理好きの人たちなんか 工夫のかたまりだもんな。

工夫ついでに オレの語りらしからぬ
工夫したおかずを1品。

姉ちゃんが 市販のコンブとしょうがの混じった
佃煮を買ってきてくれた。

これが おいしかったので
母ちゃん 自分で工夫して作ってみたら

これが おいしいんだ。

買ってきたコンブの佃煮を 少し短く切って
味噌の中にスライスして突っ込んでおいた

しょうがの漬物を みじん切りにして混ぜただけ。

やってみな。
朝なんか 手軽でおいしいぞ。

母ちゃんが工夫したものって 素朴なものが多いなぁ。
  

Posted by N子 at 15:44Comments(2)

2010年11月13日

因果な命・わくさ

「ワクサ」 って 知ってるか?
縦 横が 1センチちょっとくらいの

茶色の虫だ。










独特のにおいを発するやつ。

目には見えなくても においでわかる。
あれ? どこかにいるぞ・・・・

ってな。

見つけると 外につまみ出す。
ちょっとしたことで くっさーい においを放つから 問答無用で外に出される。

因果だなー・・・

何も悪いことはしていないのに・・・
ただ 臭いにおいを放つだけで 忌み嫌われる。

アブなんかは パシッとはたかれるけど
ワクサは うっかりはたいたりしない。

そーっと ティッシュでつまみだされる。
くさいので逆襲するからな。

アブと違って わくさは俺たちに危害を与えるわけではないけど
においだけで 嫌われている。

生き物の哀れを 思う。

オレのように 家族中の愛情に包まれて一生を終えるものもいれば
アブやワクサのように その存在自体が否定されるような生き物もいる。

だからと言って アブやワクサを大切にすることはないだろうけど
命の哀れを 感じてしまう。

Lilaパパさんは 「ものの哀れを感じにくい ご時勢」
と 今の時代を表現していた。

それでも 生まれ繁殖し 命の営みを繰り返していく。

万物は それぞれが別々ではあるけれど 
それらが集まって 一つの形を成すのだろうな。

万物の集合体が 一つの意思を共有して
一つの意味を持つのではないだろうか・・・

人間も 当然 その集合の中の一つとしてな。

またな!!!
  
タグ :ものの哀れ

Posted by N子 at 20:55Comments(0)

2010年11月11日

美しい人

母ちゃんのすぐ下の妹が言ったことがあるんだ。

友人のYさんのこと。

ほれ ずっと前に 「自分との戦いだよ・・」
って 言ってくれた人。

「自分との戦い」 http://jyokaisou.gunmablog.net/e100031.html

その人は 自分の両親と よその家から預かった犬 (皆 病気で死んだんだけど)

その人たちを全身全霊で看病して 見送った人なんだ。

その人が 看病の合間に よく妹の家に寄ったんだな。

そのときのいでたちは
頭は 寝癖がついたような髪で 首からななめに下げたバッグをつるし 

足元は いつでも運動靴をはいていた。

妹に入れてもらったお茶を飲み さて・・・ と言って また 自分のするべき仕事に出かけた。

妹は その姿を見ては
「Yさん 美しいなぁ・・・」

と 思ったものだ・・・
そんな話を 母ちゃんにしてくれた。

母ちゃんは 
「うん よくわかるよ・・」

と 妹に言ったものだ。

妹が 施設のばあちゃんを病院に連れて行くときは ばあちゃんの支度に 余念がない。

よそ行きの支度に 帽子をかぶらせて
さて 行きますか・・・

と 施設から連れ出すんだ。

あるとき 自分の姿に気づいたとき
朝 ばっちり と思って出てきたのに 髪はみだれて 

なんだこりゃ・・・
っていう風になっていたんだと。

母ちゃんは Yさんのことを引き合いに出して
「T子は Yさんと同じことをしているんだね・・」

と 言った。
「うーん そうだよね・・」

と 妹。

考えてみたら 母ちゃんも オレを病院に連れて行くとき

オレの支度は よそ行きを着せてくれたり クツをはかせたり オムツを持ってシートを持って・・・

だけど 自分のことは 着の身着のまま。
「その辺を歩かせて おしっこを採ってください・・」

なんて言われてな 片手でオレの後ろのひもをつるして 片手で おしっこの受け皿を持って

暑かったものだから 髪ははりついて ほっぺは真っ赤
おまけに 上着を脱いだら腹巻丸出し。

それで オレを連れて待合室で世間話をしていたわけだ。
先生の前にも それで行った。

Yさんも 妹も 母ちゃんも
一生懸命の 美しさだ。

自分の身なりなんかには 気を使っている余裕はないけど 弱いものを 懸命に守ろうとしている

その姿勢の 美しさだ。

病院の先生も 看護師さんも そのひたむきさに 心を打たれて 応援してくれるんだ。

それが よーくわかる。

待合室に オレを残して車に用足しに行っているとき
看護師さんが 仕事の手を止めて オレのかたわらに付いてくれていた。

「あれ? すみません・・」
「鳴かなかったですか?」

「いえ 鳴きませんでした・・」

なんてな。

一生懸命の美しさは 
本人は飾るつもりはなくても あふれ出ているものなんだな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 22:51Comments(2)

2010年11月07日

いいこともあれば悪いこともあるさ

オレの膀胱炎が 良くなってきた頃
すぐ下の妹が 電話をくれた。

威勢が悪い声でな。
「もしもし 今日 お母さんを爪の病院へ連れて行ってきたんだけど・・」

「お姉さん・・・  ワイヤーがだめだったん・・・」

「・・・・・・・・」
「えー?・・・」

母ちゃんも 言葉がなかった。

「巻き爪 いよいよ」  http://jyokaisou.gunmablog.net/e130709.html
で 順調ぶりを紹介したのに・・・

別の病院で爪の両側を切る 手術をしたあとが悪くって ずっとジュクジュクしていた。

今度の病院の先生は なるべくワイヤーで・・
と言う家族の意向を尊重してくれて 何度も挑戦してくれたんだけど

結局 ワイヤーを張る状態まで硬くならなかったんだ。

もう 手術しかないです・・
と 言っている。

そりゃそうだな。

こうなったら 手術をしてもらうしかない。
明後日あたりを予定しているそうなんだ。

ばあちゃんが なるべく怖い思いをしなくてすむよう
手術が無事にすむよう   みんな 祈ってくれな。

まぁ いいこともあれば 悪いこともある・・・
それが 人生ってもんだ。

悪いことが続くから 不幸 か っていうと そういうことでもないな。

オレの膀胱炎のように そのおかげで菌を退治できて 元気になれた。

結果的には それでよかった。
膀胱炎にならないほうが いいには決まっているけど・・・

いろいろあるのが 人生(犬生)さ。

人間万事塞翁が馬
っていう ことわざだってある。

悪いと思われる出来事だって
どう転ぶかわからない。

そんな風に思える自分 でいられることは
すでに 幸福な人間だな。

母ちゃん 妹がワイヤーが駄目だったときの 気持ちを思った。

さぞかし がっかりしたことだろう。
その 「時」 に 一人で対応したんだもの その肩にその気持ちを一人で背負ったんだもの・・・・

電話で聞いて 自分も 「そのとき」 と同じ気持ちになった。
妹の心にそった 会話が出来た。

手術の日には よーっし!  と 妹が ばあちゃんを連れて 病院へ行くぞ!


またな!!!
  

Posted by N子 at 16:38Comments(4)

2010年11月05日

母ちゃん うれしくってな

今日は 母ちゃんの59歳の誕生日なんだ。

姉ちゃんと奥さんに プレゼントをもらったり
グンブロでおなじみの 

ララ・スィートの ケーキをもらったり いい気分なんだ。

それからな オレが膀胱炎を乗り越えて
元気になってから あのグレーチングの向うへ

排泄散歩に出かけるようになった。

それを見て 母ちゃんが
今日は 久しぶりに車椅子に乗せてくれたんだ。

オレ 乗ったとたんに歩き出した。
しかも早足でな。

母ちゃん 追いかけるのが真剣だった。
おいっことめいっこがいたので 二人のそばへ行ったり

庭の奥のほうまで もう 半分走るように歩いたんだ。
途中に大きな石があってな

母ちゃん あわてて走ったんだけど 間に合わなくって
オレ その石にこすって 派手に転んでしまった。

やっとのことで起きあげてもらったんだ。
起き上がったとたんに また歩き出した。

楽しかったんだ。
思うところに自由に行けるって いいなぁ・・・

母ちゃんも うれしくってな みんなに話していた。

「ジョーがさぁ 車椅子に乗ったとたんに歩き出してさぁ」
「追いつけないくらい 歩くのが早くって・・・」

父ちゃんに話す様子も うれしそうだったぞ・・

だからな 膀胱炎は 広範囲にわたって
オレの生活の邪魔をしていたわけなんだな。

だって ちょっと前までは 外に連れ出してもらっても
すぐに家に入ってしまっていたんだもの。

えらい違いだな。

蘭! emiさん!
あまり遠出は出来ないだろうけど

母ちゃんと リードをつけた散歩ができるかもしれない。

オレも うれしいぞ!

だけどな この出来事を写真で伝えられないんだ。
幾日か デジカメの具合がよくなくって 修理に持って行ってないから

みんなに見てもらえない。
今日の様子は リアルタイムでみてもらいたかったんだけど

母ちゃん なかなか出かけられなくてな・・・
デジカメが使えるようにならないんだ。

だから 今日の画像は 以前のものなんだ。

そのうち 新しいのを見せるからな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 18:51Comments(26)

2010年10月24日

恐ろしい日々・完結編

ドキドキが収まってきて
だいぶ希望が持てるようになってきた。

だけど 眠ることはあまりできていなかったんだ。
なかなか寝付けなかったり 早く目が覚めてしまったり・・

そんな中 父ちゃんが
「犬を飼ってみないか・・」

と言ったんだな。

母ちゃんは 犬も猫も嫌いでな
誰も犬を飼おうなんて 言い出さなかったんだ。

それが 
”それもいいかもしれないな・・”

なんて 思ったんだ。
どういうわけなんだろうなぁ・・・

そこで オレが来た。
父ちゃんと母ちゃんの間に寝た日。

母ちゃんは 何ヶ月ぶりに ぐっすり眠れたんだ。

さっそく オレ 母ちゃんの役に立ったんだな。

それからは オレとの散歩やら何やらで
しんなりしている暇はなくなった。

そして 11年あまりが経ったんだ。
母ちゃん 今ではすっかり健康体だ。

父ちゃんより元気だぞ。



母ちゃんの 自律神経失調症の話に
付き合ってくれて ありがとう。

オレの語りをはじめて 1年以上が過ぎて
知り合いもたくさんできた。

そして 信頼関係ができてきている。
だから この辺でひとつみんなに聞いてもらいたい・・

と 思うようになったんだろう・・

こんな風に思っているんだ。

それから もしかしたら
今 現在 同じような状態の人がいるかもしれない。

母ちゃんは 同じ経験をした人が元気になった 
と言う話が 何より励みになったんだ。

だから そんな人がいたら
少しでも 支えになるように・・・

と 考えたんだな。
また 手当てや 対処 見立てなど

参考になることがあるかもしれない とも思ったんだ。

この体験を通して 母ちゃんはまた
嫌なことは なるべく 嫌だ・・・

と 言おうと思った。
いやいやながら 不満いっぱいで何かをするのは

やめよう・・ と 思った。
どうしても嫌なら 断る。

そうでなかったら するべくしてする・・
というふうに 考えよう・・・

そんな風に 考えたんだ。
体と心が 心地いいようにすごそう・・

とな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 16:40Comments(4)

2010年10月23日

続・恐ろしい日々

それまでの母ちゃんは 水分をあまり取らなかった。

酒は飲んでいたけど 水やお茶はあまり飲まなかったんだ。

漢方の先生は 母ちゃんの肌や 爪や 舌を見て
水分取りすぎで 取らな過ぎ・・・

と 言ったんだ。

最初はよくわからなかったけど
すぐに気づいた。

酒を飲んでも 他の水分を摂らないので
代謝は悪くなるし 体内に残る水分が かなりあった ということをな。

精神だけしか省みない それまでの自分を 思い知ったんだ。

そして 精神も 見せかけだけの強がりで 中身は アップアップしていたんだ

と言うことにも 気づいたんだな。

片時も離さずに抱えていた 愛読書は
カバーの色も 紙も 薄くすれていた。

愛読書のおかげで 母ちゃんは
回りのせいに せずにすんだんだ。

それまでの自分の越し方を振り返った。
自分の中身と 外側とが 一致していなかった。

そんなことを ひと通り思うようになって
ドキドキから 解放されるきっかけにめぐり合ったんだ。

何のことは無い 昔から愛用していた 栄養剤だ。

なんで そのことに気づかなかったのか・・・
ちょっと考えれば わかることなのに・・・

ひと通り たどるべき道を通らなければ そのことを体験する意味はない ということなんだろうな。

今はもうその名前では 売ってないのだけど 「アニマリン」 という 必須アミノサンの液体なんだ。

2~3日飲むと 弱ったからだが立ち直る経験を 何度もしていた。

そのときは もう何年も飲んではいなかった。
それが あるときふっと頭に浮かんだんだ。

ちょうど 車で用足しをしていたときだった。

母ちゃん そのまま 薬屋によって
それを買って 車の中で飲んでみた。

あのときの 胃袋の感触は忘れられない。

栄養素らしきものを 何ヶ月も入れてもらってなかった胃袋が 反応したんだ。

”ごそっ” と動いた。
何だか ひねりも入っていたような感じだった。

”これで どうにかなる・・”
と そのとき思った。

待ち遠しいように 一日3回飲み続けた。
どのくらいだったかは 覚えていないけど

10日なんてしないうちに ドキドキが収まってきたんだ。
ちょうど 今頃の時期だったかもしれないなぁ。

それは とても感激的なことだったんだ。

テレビを見ながら お茶が飲める。
ずっと 夢に見ていたことが できるようになった。

なんと言うことはない 日常のことが 落ち着いてできる。

うれしかったんだ。

それから 少しづつものが食べられるようになってきた。

母ちゃんの 忘れられない日々のこと。

このことを オレに語らせる気になったのは
どうしてなのか・・・

考えている。

そのうち それについても語ることになるだろうな。

今日はこれで
またな!!!
  

Posted by N子 at 12:48Comments(0)

2010年10月22日

続・恐ろしい日々

オレの家は 商売をしているからな

商売といったって 土建屋だけどな。

毎日 気ぜわしいんだ。

飲めない 食えない 眠れない の3拍子。

10日目が過ぎて 
ちょっと環境を変えたほうがいいだろう・・ 

と言うことになって 母ちゃんの実家のほうに
しばらく行っていることになったんだ。

今 施設にいるばあちゃんが まだ 一人で暮らしていた。

そこに世話になったり
妹の家に世話になったり あり難かったんだ。

それでも 3拍子は続いていた。

実家のほうに どの位いたかなぁ・・・
1ヵ月以上はいたと思うなぁ・・・

とりあえず また戻ってきて
気ままにやることになったんだけど

眠れないということは 辛いことなんだな。

そこで 精神安定剤 というものを 医者で出してもらったんだ。

それを飲むと しばらく眠ることが出来るんだ。
だけど 何かの加減で 寝そびれてしまうこともあったなぁ・・

安定剤をのんでも せいぜい3時間で目が覚めてしまっていた。

食べることだけでもできるように・・・
と 知り合いが病院へ連れて行ってくれて

薬を出してもらったんだ。
そうしたら ものが食べられるようになった。

薬って すごいなぁ。

その薬をしばらく続けていたら 少し太ってきたんだ。

だけど 薬を飲んでいると 頭がはっきりしないんだな。

そのうち 高崎の鍼の医者に行く途中で 路側帯に車を突っ込んでしまった。

幸い 人も母ちゃんも何事もなく どうということはなかったんだけど

鍼はやめて 父ちゃんに迎えに来てもらって 家まで一緒に走ってもらった。

そのことがあって 母ちゃんは薬をやめた。

これでは いけないと思ったんだな。

すぐに 飲めない食えない眠れない・・・
3拍子が始まった。

おまけに 心臓がドキドキするんだ。
それも ずーっと休まずにだ。

漢方の先生に聞いたら
飲めない食えない だから 栄養失調で

心臓が 全身に栄養を送るために 一生懸命血液を運ぼうとしているからだ

って 教えてくれたんだ。

すごいぞ 体って。

結局 漢方の先生と 鍼の先生とに 精神も肉体も 支えてもらっていたんだ。

そして 父ちゃんの援助が強力だった。
母ちゃん自身も 自分で手当てを真剣にやった。

びわの葉温灸 こんにゃくシップ 砂浴・・・  いろいろやった。

ろくに 食べていないのに
宿便がずーっと出ていた。

やせ細ってはいたけど 体内は浄化されていたと思う。
だけど 心臓のドキドキをどうにかしたかった。

一時も休むことなく 常に戦闘態勢のようなものなんだ。
心が休まるときがない。

いつも緊張している。
恐ろしいぞ・・・

今日は この辺でな。

続きは またな!!!





  

Posted by N子 at 23:02Comments(0)

2010年10月21日

恐ろしい日々

それは 突然はじまったんだ。

母ちゃんが 夜 眠りにつこうとしていたとき
突然 右の耳が鳴り出した。

モーター音のような ウーー・・・
という 音でな。

いっときも休まずなり続ける 音。

母ちゃん 歩き回れば止まるかもしれないと思って 部屋の中を歩き回った。

父ちゃんに話しても 寝言で返事をするくらいで らちがあかない。

モーター音はいっこうに止む気配はなく 思い余った母ちゃんは 車で外に出た。

もう 12時過ぎていたと思う。
行く当てもなく 車で走り続けたんだ。

さんざん走り回って 車を止めて耳を確かめてみても 相変わらずウーーと 言っている。

仕方なく家に帰ってきてからも モーター音は 続いていたんだ。

気がどうにかなりそうだった。
母ちゃんにとって 耳鳴りは 自分のものではなかった。

恐ろしい 侵入者だったんだ。
早く開放されなければ どうにかなってしまう・・・

初めてで 突然のこと。
母ちゃん 完全に耳鳴りに支配されていた。

その晩は とうとう一睡もできなかった。
次の日からは 飲みも食いも 一切できなくなったんだ。

それまで たいした病気も 体の不調もなかったものだから
耳鳴りの状態を 受け入れられなかったんだな。

飲めない 食えない 眠れない・・・
恐ろしい日々が 続いた。

見る見るやせ細っていった。
父ちゃんは 病院へ行くことを勧めた。

だけど 母ちゃんは 自分で思ったんだ。
これは 病院へ行っても 治らない・・ とな。

もともと 医者嫌いだしな・・・

そんな状態でも 家のことはしていたんだな。

一時も休まず続く耳鳴りに おののきながら。

今から11年前の 6月1日に始まった
忘れられない日々の話だな。

その翌年の2月に オレが来たんだ。
父ちゃんと母ちゃんのもとへ・・・な。




続きは またな!!!
  

Posted by N子 at 14:35Comments(0)

2010年10月08日

笑顔

オレ 笑うんだぞ・・・

ほら これ 笑ってるだろ?

笑うと 頬が上がるんだ。
口が横に広がって 頬の筋肉が上がる。

心が 笑いたくなくてもな
顔だけ その顔を作るだけでも

NK(ナチュラルキラー)細胞が 
増えて活性化して 

がん細胞や 体に悪い作用をする要因を
やっつけるんだ。

ほら これもな。
笑ってる。

母ちゃん あまり笑顔が得意じゃなかったな。
兄ちゃんや姉ちゃんが 小さい頃。

だけど この間
仕事で いやーな役所へ行ったんだ。

「こんにちは・・・」
「○○ ですけど・・・」

そこには 男の人が一人だけいた。

「はい」

そのとき 母ちゃん 自分を感じたんだ。
”あれ? 私 今笑ってるよ・・・”

それは すごい発見だったんだ。

笑顔で 「こんにちは」
と 言っている自分を 発見した。

”笑顔で行こう” 
なんてぇことは まったく思っていなかったんだ。

自然に笑顔になっていた。

もしかしたら もっと前から
笑顔でいられたのかもしれないんだけど

その場面で しっかり感じることができたんだな。

役所の男の人は 柔らかな対応をしてくれた。

母ちゃん ますますうれしくなっちゃったんだ。
待っている間も 終始笑顔で待っていた。

やーだなぁ・・・・
と 思いながら行く 気が重い仕事も

これなら 何だか 楽しいか知れないぞ・・
と 思いながら帰ってきたんだ。

これからは 向うがぶっちょうズラだろうが
なんだろうが これで行くぞ!

なんてな
思ったんだな。

きっと NK細胞が どっさり できたにちがいないな。

またな!!!
  

Posted by N子 at 18:56Comments(0)

2010年10月07日

シンプル

オレ 外側も内側も シンプルなんだ。

何度も言うけど 隠すものは何もないぞ。
フルチンだしな。

この頃は 外に出るとき
クツをはかされるけど

本来は はだし。
そう フルチン はだし なんだ。

内側も シンプルだぞ。

父ちゃん母ちゃん 家族を愛して
家族とともに ひたむきに生きるんだ。

それ以上でも 以下でもない。

人間も シンプルだったんだけどな
文明の進化とともに だんだんと複雑になってきた。

頭の構造が オレなんかとは違うから
当然の成り行きだな。

だけど 母ちゃんは
シンプルを目指しているんだ。

もう 20年近く前のことになるけど
いろんな集まりに入っていたんだ。

でも おおかたを 断ってやめたんだ。
無責任 って言われたこともある。

友達も だんだん減らしていった。
1人か2人いればいいと思った。

そのときは ”無理をすることはやめよう・・・"
と 思ってのことだった。

それほど楽しいと思って付き合ったりしていない団体や友達が 
ずいぶん多かったんだ。

残ったのは わずかなつながりだけだった。
でも それだけで充分だったんだ。

その当時は したくないことは
なるべくしないでよそう・・・

って 思ったんだな。

それまでは 嫌だと思っても
無理してしやっていたことが 多かったんだ。

だけど それをしているといつか 
体と精神が反乱を起こす って思ったんだな。

嫌なことは 嫌だ って言おう・・・
ってな。
 
そのスタイルは 今でも同じだ。

もちろん 嫌でもしなければならないこともあるけどな。

でも できる限りシンプルでいたい・・・
って 思っているんだ。

考えてみると
この オレの語り での付き合いは

また 別なんだな。
出来る限り たくさんの人たちと

共感しあい 共有しあいたい
って 思っている。

なんでかな?

よくわからないけど
それとこれとは まったく別のものなんだろうな・・・

またな!!!
  

Posted by N子 at 21:14Comments(4)

2010年10月03日

なんのこれしき


あのな オレな
昨日 母ちゃんの腰と手がいたい話をしたんだな。

何だか みんなに心配をかけてしまったかもしれないな。

だけどな
母ちゃん たいしたことない

って言っている。

ちょっと 言ってみたかっただけだって。



腰は 気をつけていれば大丈夫なんだ。
手は 左手の手首と親指の付け根。

使わなければ 痛くないんだ。
いざとなれば 右手がある。

ひどければ オレの排泄を
休んだっていいんだ。

気分転換と 前足のために
母ちゃんが 後ろを吊り上げて連れ出してくれている。

休んだって どうということはない。
また そのうち連れ出せるようになる。

だけど emiさんが同じように
中腰で がに股で歩いた んだって。

蘭 のためにな。

母ちゃん うれしくなっちゃったんだ。

同じことをしていた人が 一人でもいるって
うれしいんだ。

それも 
あまり 他の人がしていないこと だからな。

腰と手の話は
母ちゃんの 泣き言だな。

あまり 心配することないぞ。


これは 蘭が 傘をさして
車椅子散歩をしているところだ。

この車椅子を オレが使っているわけだ。

何だか いい写真だろう?
母ちゃん これが気に入ってな

emiさんに断らないで
またまた 勝手に使ってしまった。

emiさん そういうわけだぞ。
よろしくな!

またな!!!
  

Posted by N子 at 22:51Comments(4)

2010年09月28日

優しさは

前にも言ったけどな
優しさは 強さの裏返しなんだ。

強くなければ 優しくなれない。

強さ ってな
自分に対する自身が 土台なんだ。

周りがどうだろうが 人がどう見ようが
自分はこれで OK。

そういう 信念が一本貫いていないと 自分にも周りにも 優しくなれないな。

相手が傷つこうが 自尊心をへし折ろうが
おかまいなしに 攻撃するのは

見かけだけの 強さだな。

しんの強さとは 
自分の中にもあるかもしれない 
相手の弱さも いやらしさも 何もかも

受け止める 度量の大きさのことだ。

その相手を好きになる ってことなんかじゃなくて
ただ 受け止める。






aruceさんは 死に向かって弱っていくアルスに
一時も目をそらさずに 最後まで

全身全霊で 看病を貫いた。

砂場で 最後を迎えるアルスの
辛い瞬間も しっかり見とどけた。

愛するアルスが 
辛いのに それを見せないけなげさも

感じながら その全部を引き受けて 見守った。

強さとは そういうことだ。
だからこそ 優しく接することができる。

かわいそうだから・・・
見ていられない・・・

と言って 目をそらしたり泣いたりするのは
本当の優しさではない。

生きるか死ぬかの 切羽詰った状況のときに
泣いたりはできないものだ。

自分も辛くても 目をそらさず
相手の辛さを引き受ける。

本当の強さを 獲得したいものだ。

それは 自分に対しての自身から始まる。

どんな自分であっても どんな境遇にあっても 天はいつも 自分を助けるために 
助っ人を差し向けている・・・・

ということを 絶対的に信じることから始まる。

子どもの頃の 天とは 一般的には 親なんだな。

だけど そうとばかりは限らないぞ

隣のおばさん 親戚のおじさん 学校の先生 小説の登場人物 かもしれない。

よーく考えてみれば 必ずいるはずなんだ。

そして 大人になってて来ると それが 心の中のイメージに成長するんだ。

想像力を使ってな。
http://jyokaisou.gunmablog.net/e84095.html

想像力さえあれば いつだって心の中の 自分を全面的に肯定する
明るいイメージを 自分のものにすることはできるぞ。

これらは 母ちゃんが今までに培ってきた 考え方だ。

自分の信念だ。

人に押し付けるものでもなく また 恥じるものでもない。

ただ それを オレが語っているだけだ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 14:13Comments(4)