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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年09月23日

1年が過ぎて・・・

この間も話したけどな
オレの語りをはじめてから

とうとう 1年が過ぎたんだぞ。

まさか こんなに続けることが出来るなんて
オレも母ちゃんも 思いもしなかった。

最初の出だしは この写真で
オレと オレの家族の紹介から始まったんだ。

なーんにもわからないでな・・・

姉ちゃんと妹が コメントを入れてくれたんだ。
ブログ開設 おめでとう!

ってな。

なーんにもわからなかったから
そのままにしておいたら

「コメントをもらったら 返事をするものだよ・・」
と 姉ちゃんが教えてくれたんだ。

去年の今頃は 盛んに散歩に行っていた。
第1コースと第2コースに分けてな。

第1コースは坂道で オレの家の畑のほう。
第2コースは平らな道で この部落を一周する。

散歩のおかげで
近所の様子を よーく把握していた。

それが だんだんと足が悪くなってきた。




まずは 2階に上がれなくなった。
それからは 父ちゃんと母ちゃんと一緒に寝ていない。

それでも オレとの散歩に行きたかった
母ちゃんは

途中で歩けなくなったオレの足を
しゃがみこんでマッサージをして・・・

とうとう一歩も進めなくなったときは
オレの前にじゃがみこんで

おんぶをしようと 必死だったなぁ・・・
どうにして帰ってきたか 覚えていない。
http://jyokaisou.gunmablog.net/e86516.html

散歩を断念したときは 辛かった。
しばらくは 何かと言うと涙をつるしていたなぁ・・

そして 上がりはなが 
だんだんと 上がれなくなった。

母ちゃん 自己流の車椅子も
作ってみたりしたな・・・







この 1年の間 
オレと母ちゃんにとって
ずいぶんいろんなことがあった。

オレ いっきに 
何かが出来なくなったんだ。
老化現象が いちじるしく進んだ。

その時期を 
この語りに来てくれている人達に

どんなに励まされたか知れないんだ。

何度も言うようだけど
何度言っても 言い尽くせない。

1年を振り返ってみて 思うことは
そのことに尽きるんだ。

みんなの励ましや応援。
何気ない 身近な話を聞かせてくれる人達。

その存在も明かさずに
語りを聞きに来てくれている人達。

みんな みんな ありがとう!
オレ うれしいぞ。

衰えていく寂しさや不安を
みんなのおかげで ここまで乗り越えられている。

そして あきっぽい母ちゃんが
1年 オレの語りを続けられたんだ。

そうだ。
これは すごいことなんだ。

この語りは オレと母ちゃんの
宝物だぞ。

そして ここに来ている人達の元にも
そのエッセンスが流れていく。

そうなんだ。
その流れを生み出すために

オレの語りをはじめたんだな。

またな!!!
  

Posted by N子 at 22:00Comments(10)

2010年09月22日

バッカヤロウ!ざけんじゃねえよ!

今日は朝から 何だかな
こんな格好がしたくってな・・・












うん。












しばらく やってたな。













ほれ。

なっ!











ばあちゃんの施設でな
カウンセリングの講習があったんだ。

妹が それに出席してな
良かった話を 母ちゃんに教えてくれた。

その中で 母ちゃんが
強烈に頭に残った話なんだ。

あのな
怒りや マイナスの感情について

心にとどめておかないで
吐き出したほうがいいんだと。

その 吐き出し方なんだけどな

やっぱり 正直に
「バッカヤロウ! ざけんじゃねえよ!」

って 口から出したほうがいいんだと。

だけど 口から出すとき
出し方があるんだと。

どすの聞いた声で
怒りもろとも吐き出すとな

かえって怒りが増幅するんだと。

そうじゃぁなくて
げげげの鬼太郎の 目玉おやじの声で

「ざけんじゃねえよ! 何様のつもりなんだ!」
「冗談じゃないぞ! このやろう!」

なんてな・・・・
やるんだそうだ。

そうすると 自然に怒りが静まるんだそうだぞ。

人のいないところでやるほうが いいぞ。

母ちゃん さっきやってみたんだ。
怒りがなかったから どんなもんだかわからないけど

怒りの真っ最中に
あの声が 出るかなぁ・・・?

怒りが溜まっている人
やってみな。


またな!!!


  

Posted by N子 at 16:56Comments(11)

2010年09月17日

ありがたいぞ

心って 目に見えないものだから・・・
目に見えないものから 影響を受けるな。

昨日 オレのオムツの当て方で
右往左往していることを みんなに報告したら

同じ経験をしていると コメントをもらった。

もれちゃったり すっぽり脱げちゃったり
経験あるって。

母ちゃん てっきり自分だけかと思っていたから

なんていうか・・・
ほっとしたやら 安心したやら・・・



何度も言うようだけれど
この ネットの世界

会ったこともない人たちと
心の交流をしているんだぜ。

仮想現実なんかじゃないだろう。

まぎれもない 現実の世界だ。

オレと母ちゃん
語りをはじめて 1年が過ぎた。

そうだ 1年が過ぎたんだ。
やーだぞ 今気が付いた。

いつまで続くか 皆目わからずにはじめた
オレの語り。

とうとう1年が過ぎたんだ。
9月の12日でな。

ブログのブの字も知らずに・・・・
インターネットなんて 関係ない

って 思っていたのに・・・
1年がすぎたんだなぁ・・・

みんなのおかげだなぁ・・・
ありがとう・・・

今日は コメントに励まされたことを
語ろうと思って 語りをはじめていたら

途中で 1年経ったことに気づいた。

オレと母ちゃんとで 二人三脚で
1年 やってきたんだなぁ。

感慨深いなぁ。

不思議だぞ。

ありがたいぞ。


夕べの オムツの当て方だけど
母ちゃんが寝る前に もう すっぽり外れていたんだ。

前で テープを止めるのは やりずらいし
しっかり当てられなかったんだな。

なーんだ。
結局 今までのやり方が一番いいんじゃないか・・・

奥さんに 横漏れ防止のフリルを
しっかり伸ばすように 教わったので

まじめに それを伸ばして当てるようにした。
今度は 大丈夫みたいだぞ。

やれやれ・・・
だな。

みんなを騒がせたな。

またな!!!
  

Posted by N子 at 23:34Comments(4)

2010年09月01日

いい病院なんだ

施設のばあちゃんが行っている
巻き爪の 病院な

いい病院なんだ。

母ちゃんは まだ 一度も行ったこと
ないんだけど

妹から 詳しく話を聞いている。

だんだんの 旦那さんが検索して
探してくれた所なんだ。


先生も 看護師さんも
とっても 誠実で いい感じなんだそうだ。

今日の予定が 妹の都合で
おととい 爪を見せに行ってきた。

だから 母ちゃんは 行かなくて済んだんだ。

車から ばあちゃんを降ろす時点で
患者さんが少ないときは

看護師さんが 車椅子を持って
飛び出てきて ばあちゃんを連れて行ってくれる。


巻き爪に使う ワイヤーも
一度買ったものを 大切にとって置いてくれて

次に使うときに その残りを使ってくれる。

(爪の状況に応じて ワイヤーの長さを
変えていくんだそうだ)

(左のほうの爪は ほとんど普通になっているそうだ。)


だから 診察代が いつも安く上がる。


先生が 何か 説明をしていると ばあちゃんが

「そこで ゴチャゴチャ言ってたって あしには ちっともわからないよ!」

というと 耳のそばで 大きな声で ゆっくり説明してくれる。

処置をするとき ばあちゃんが緊張して
ピクッとすると

「痛いことはしないから 大丈夫だからね
心配しなくていいよ!」

と これまた 丁寧に言ってくれる。

前回のときは 診察が終わってから
妹が

「先生 爪は 切ってやってもいいですか?」

と 聞いたら
「はい いいですよ。」

と 答えて そのまま また くつしたをとってくれて 爪を 切ってくれた。

そのとき ばあちゃんの足の爪が 
すっ飛んで どこに行ったかわからなくなった。

先生も 看護師さんも 妹も みんなで探した。

そのあげくに 妹が見つけた。

少し カールしている 先生の髪の毛に ばあちゃんの 足の爪が
しっかり 入り込んでいた。

(この写真の髪は 短くなっているな)

「あれ? 先生 こんなところに・・」

妹が 手を出しそびれていると 看護師さんが とってくれて

先生は 何のことはなく また 爪を切り始めたんだと。

ばあちゃんも ほとんど緊張することなく帰りの車の中でも 穏やかで

妹も いい気分で帰ってくるんだ。

「こういう 出会いは 施設にしても 前回の皮膚科のS先生にしても 恵まれているよね・・」

ばあちゃんが 暑い思いをしないように
エアコンを 向けてやる。

そのうち 
「ちょっと どけとくれ・・」

ばあちゃん 思ったことは 遠慮しない。
そのうち また暑くなると

風を向けてもらうのに
「お姉さん 何て言うと思う?」

「・・・・・?」

「ちょっと! 寒いの おくれ・・」 って 言うんだよ。

その 表現の楽しさに 施設の人たちも 親しみを持ってくれているみたい・・・

妹が 言う。

本当に ばあちゃん 一人暮らしの頃と比べると 突っ張っている必要が なくなったんだろうな・・

たまには スタッフに 突っ込んでいるらしいけど ほとんど穏やかで ばあちゃんワールド 全開だ。

よかったぞ!


またな!!!


ゆうあい整形外科 群馬県富岡市曽木543
tel 0274-67-5211
http://website.infomity.net/c0009362/about.html
  

Posted by N子 at 11:28Comments(4)

2010年08月09日

ナッセリーさん

あのな オレの語りに よく登場する
ナッセリーさんな

母ちゃんの妹の店
”だんだん” に 行ってくれたんだ。

”そば処 だんだんです”
http://dandan.gunmablog.net/

ブログに載せる・・・
って言って 写真を撮っていった

と 聞いていたんで

ナッセリーさんの ブログに載ったら
オレが 語ろうと思っていたんだけど

もう 待ちきれない。


妹から
「ナッセリーさんが 来ているよ!」

と メールが来たので びっくりしたんだ。

夜になって 妹が手がすいてから
電話で 詳しく聞いたんだ。

夫婦と じいちゃんと 3人で寄ってくれた。

高速が混んでいて 下道に一度入って・・
そんな思いして 来てくれたんだ。

おいしい と言って そばを食べてくれた。

優しそうな 旦那さんと
美人で はきはきしている奥さんと

物静かな じいちゃんと 3人だった・・
と 妹が言った。

母ちゃん うれしくて 鳥肌が立つようだった。

「8頭の子達が 待っているから」
「そんなに ゆっくりはしていられないんです・・」

なんでも 娘さんに 留守番を頼んできたそうだ。

妹も 母ちゃんも 大いに感激していた。
オレも 驚いたぞ。

車椅子にしても オレのクツにしても
ビオフェルミンにしても

その他 たくさんのことが
ブログを通してのこと。

すごいなぁ・・・

やっぱり このネットの世界は
仮想なんかじゃぁないな。

目の前に 厳然として 存在している。
大きな 存在感だ。


ナッセリーさん 暖かいつながりを 

ありがとう!!


またな!!!
  

Posted by N子 at 16:04Comments(6)

2010年08月09日

車椅子2日目

姉妹仲良く 夏休みの宿題だな。













今朝も めいっこたちと 散歩に出たんだ。

母ちゃん 車椅子が気になってな
途中で オレが 考え事をして立ち止まったら








めいっこに 車椅子を持ってきてくれるように
頼んだんだな。












道のど真ん中で 装着だ。




なるほど こうしてみると

父ちゃんがほめる?だけのことはあるな。

母ちゃんの腕が 日に焼けて
よけいに たくましいな。




この様子は 母ちゃん一人では
決して 撮れないショットだな。













今日も まだ オレ固まっている。











みんなに 先に行かれてしまった・・

遠くのほうで 3人で 
あーだこーだと 言っているぞ。

昨日と 同じ展開だ。







オレ そろそろと歩き出す。
そのうち 調子が出てきて













ひょいひょい 歩いた。













みんなが 声援を送ってくれた。














家まで来たら めいっこたちが 
褒めてくれた。














何だかな 
「ジョー母さん 前足を痛めてしまわないように」

「あまり 長時間は歩かせないように・・」

という ナッセリーさん夫婦の声が
聞こえてきそうだ。

ナッセリーさん 大丈夫だ。

母ちゃん 気をつける って言っている。



またな!!!
  

Posted by N子 at 15:22Comments(6)

2010年08月08日

突然だけど・・

オレ 車椅子で歩いたんだ!

あのな オレ 今日 車椅子でな
一人で 歩いたんだ!

オレ まだ 慣れないから 
ぎこちないんだけどな







母ちゃんが 大喜びしてな
今にも 泣き出しそうなんだ。








オレの語りに コメントをくれる emiさんな
”蘭” っていう ボクサーの女の子と暮らしているんだ。 

他にも 男のボクサーと 拾った男の猫もいる。


「ボクサー犬との日々」
http://ameblo.jp/ranchikurin/

その 蘭 が使っていた車椅子を
よかったら 使ってみませんか・・

と言ってくれたんだ。

蘭 は とうとう 前足も使えなくなってしまってな
車椅子を使うことも 出来なくなってしまったんだ。

突然のことに 母ちゃん びっくりしたんだけどな
父ちゃんと相談して ありがたく 使わせてもらうことにしたんだ。

emiさんの旦那さんが 修理までしてくれて
頑丈に 梱包してくれて

ほんの 幾日かの間に
オレの所に 届いたって訳なんだ。

さっそく 装着してみた。







父ちゃんと 東京のめいっこが 手伝ってくれて
あれよあれよと言う間に

オレ 車椅子の犬 になっていた。

最初は みんな 固まってしまうそうだな。
オレも 固まった。









あの手この手で 母ちゃんとめいっこが
歩かせようと したんだけど

オレ しばらく固まっていた。









そのうち 母ちゃんとめいっこが
なにやら相談して オレのそばから離れてしまったんだ。

作戦は わかった。
わかったけど 仕方なく

母ちゃんとめいっこの方に 
そろそろと 歩いていった。







母ちゃんとめいっこは 
「歩いた!歩いた!」

と 大騒ぎをした。

ほれ 歩いているのが わかるだろう?



暑かったし ちょっとだけで 家に入ってしまった。

何が何だか わからないまま
オレ 車椅子から降りて


クツも脱いで ほっとした。

(このクツも 蘭 が使っていたクツなんだ。)


母ちゃんが 泣きそうなけんまくで
emiさんに そのことを 報告していた。

明日は もう少し長く 歩けると思うんだ。




ゆうべ 東京から 兄ちゃんとめいっこが来て
めいっこたちと 散歩もした。

おかげで 母ちゃんとオレの 
散歩の写真も 撮ってもらったんだけど

車椅子のことを 一刻も早く報告したくて 
めいっこたちとの 散歩の様子はあとでな。


また 報告するぞ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 14:51Comments(12)

2010年08月05日

100人力

みんなにな たくさんの応援のコメントや
メッセージをもらってな 

母ちゃん 100人力の気分になっちゃったんだ。

朝から いいご機嫌で
今日は 気になっていた 風呂場の掃除

やっちゃったんだ。

見てみぬ振りしていた タイルのカビ・・
掃除したぞ。

単純 って すごいぞな。

完全に そのことだけで 
風呂場の掃除を する気になっちゃうんだからな。



今朝の散歩 ちょっと見てくれ。

歩き出してまもなく この間の黒猫に会った。
しかも すぐそばで。

あまり近くて 緊迫した空気が流れたんでな
母ちゃん カメラを向ける雰囲気じゃなかったんだ。

でも そのうち やつが逃げていった。

衰えているとはいえ かつての闘争心が
ちょっとだけ 顔を出したんだ。

3左路を 大きく逆に向かって
家の周りを1週するコース。

やつの居場所を探した。
いたいた あんなところに・・・

小さいけど ブルーシートの上
ちゃっかりしてるぞ。

そばへ近づくと ヒョイッと
オレの視界から 消えてしまった。







どこへ行った?・・・・

臭いを探したけど

とうとう そのあとは見つからなかった。











母ちゃんは 知っていた。
屋根の上から オレのほうを

じっと見ていたんだな。

やれやれ・・
若かりし頃の あの 敏捷性は

どこへやら・・・・

もっとも これが いぶし銀のふところの深さ
というものだ。


話は変わるけど 昨日 emaさんからもらったコメントの中に
尊敬する訓練士さんの言葉が 書いてあった。

「人間は過去を引きずって生きてしまうけど、犬は今しかない。今が大切。
本当は人間だってそうなのに、

過去にとらわれすぎて今を忘れてしまう。
今を生きましょう」


母ちゃん 深く共感した。

犬は見るからに 今だけを生きている。
一瞬一瞬を 自分の思いにしたがって 生きている。



人間だって 同じだ。

いま このときを 精一杯生きればいいんだ。

精一杯とは 何か しなければならない
って言うことじゃなくて

自分に聞いてみて 自分の思いにしたがって
と 言うことだ。

だから 選ばなかったり 断ったりすることだって
精一杯やる  ってことなんだ。

精神的に 気が向かない ってことだってある。

そんなときは それをしない という 選択をする。

そういうことなんだ。


母ちゃんな 自分の父ちゃんが 癌で闘病していたとき
ばあちゃんや妹たちが ほとんど看病してくれていた。

その 労力と比較をすれば とても及ばない
看病だったけど

自分の環境の中で 精一杯やった
と 思っている。

だから 後悔というものをしていない。

自分の 体と精神とに 相談をして
その中から 選ぶ。

たとえば 看病をしない・・・
という選択だって そのときの自分に忠実であれば

それが 完璧な選択だ。
だから 後悔は する必要はない。

後悔するくらいなら 選ばないわけだからな。


そういう訳で 今日は 午前中から
風呂場の掃除を 選択した。

もうすぐ 東京のめいっこたちが
夏休みで 泊まりにくるから

気になることは 済ましておかないとな!



またな!!!
  

Posted by N子 at 16:35Comments(4)

2010年08月04日

伝えること

今日の散歩は 庚申様のところまで。

近かったんだ。











庚申様の前で モモとモモの母ちゃんに
出合った。











モモの母ちゃんは 犬を飼うことの
幸せも 切なさも みんなわかっている。












母ちゃんの犬とも。
心強い 理解者だ。


オレ モモをさけてる?

どうも そういう雰囲気だな。






そのうち 近所のおばさんが
自家用車で やってきた。

おばさんが言った。

「あれ・・ この犬はこんなになっちゃったんだ・・」
「腰が立たないんかねぇ・・かわいそうに・・」


「もう 足腰がきかなくなっちゃってね・・」
「ぜんぜん 一人では歩けないんだよ。」

「でも こうしてやると どんどん歩くし」
「ご飯も しっかり食べてくれるんだよ。」

「そうかい・・ ジョー! がんばれがんばれ!」

母ちゃんにとって 最初は オレの足腰がきかないことが 
とてつもなく辛いことに思えた。

オムツを当てるときも 最初は
「ごめんね・・ごめんね・・」

と 当てていた。

慣れてくると それが当たり前になってくる。


後ろを吊り上げて 散歩が出来ること
うれしくさえ なってくる。

オムツを当てる時だって
「ジョーちゃん 逃げてばっかりいると」

「お母さん ペンってするよ!」

なんて 言うことだってある。

でも ふとしたときに思う。

自分で歩けない・・
排泄が 思うようにできない・・・

ジョー・・・ かわいそうに・・・

おばさんの言葉を かみしめる。
複雑なんだな。

だけど
母ちゃんは そのことを 真正面から受け止める。

そして 今 自分に出来ることを
精一杯 やっていく。



オレは そのことを 充分わかっている。
ただただ 父ちゃんと母ちゃんに 寄り添って生きていく。

母ちゃん この頃 思うんだ。
この オレの語りを通して このことを伝えていこう・・

とな。

まぁ オレのことは 逃げようったって 逃げられるもんじゃないけどな。

今までも 多くのことを 逃げずにやってきた。

父ちゃんと 力を合わせて 大きな出来事を いくつも乗り越えてきた。

人のせいにしないでな。

転んでも ただ起きなかった。
そのたびに たくましくなってきたんだ。


母ちゃん 決めた。

オレのことを通して 
”今できることを 精一杯やる。”

そう 伝えていこう。
優しさとともに。

いいぞ!
母ちゃん!


またな!!!
  

Posted by N子 at 15:27Comments(14)

2010年07月19日

ぬし

オレの絵を 描いてくれたキューピーさん。

あまりにも 素朴で初々しい絵を描くので
20代の可憐な女性 だとばかり思っていた。

そしたら 還暦間近なじいさんだった・・・
ことがわかった。

「先入観」  http://jyokaisou.gunmablog.net/e85537.html
 
それを 実際びっくりしたり 笑ったりしたあげくに
母ちゃん 自分が同じ 

還暦間近なばあさんだったことに 気づいたわけだ。
笑っちゃうぜ。






父ちゃんのところへ嫁いで来て 35年が経つ。

地元にもなじんで みんなにも受け入れてもらった。

親戚関係や 仕事関係のことも
父ちゃんと相談しながら

一手に引き受けてやっている。
家族のことも どうにかこうにか 努めてきた。

うどんやそばも ばあちゃんに教わって 打てるようになった。

だけど ばあちゃんが 連綿と続けてきたことは
たくさんあって

それをすべて 自分が受け継ぐのは
無理だと 思っている。

自分で出来る範囲を やっていけばいいや・・・
と 思い切れたとき ずいぶん楽になったんだ。

でも おはぎや赤飯 その他の田舎料理
そういうものは やって見たいと思っていた。

料理関係は 見よう見まねで 
だいたい 作れるようになった。

いくら スーパーばあちゃんでも
もう 90歳に近いんだものな。


あとは 梅干をつけること。
野菜を作ること。

これらは 去年から はじめたわけだ。

野菜は ほんの少し 去年作ってみた。
よく出来たものも 失敗したものもある。









梅干は 去年 初めてつけてみたんだ。
ほらな このとおり いい具合だろう?

このカメにいっぱいつけて 一年がたった。









今年も 忙しい合間に あの宝石を取って

つけてみたんだ。











一日水につけて あくを抜く。





水を切って 一つ一つ星をきれいにする。
(星とは 木からもいだ所のこと)

そのあと ホワイトリカーをまぶして消毒。







これは 梅 塩 梅 塩 と重ねてきたところ。















幾日かしたら 水がこんなにあがってきた。

重石を 取ってみた。

あと1週間か10日で 赤しそを入れる。




畑も 梅も ばあちゃんがしてきたことを
見よう見まねで

そして 本を参考にして どうにかできている。

とてつもなく難しいことだと思ってきたけど
やればできるんじゃないか。

正真正銘の 「ぬし」になる日は もうすぐそこまで来ている。



またな!!!
  

Posted by N子 at 15:32Comments(0)

2010年07月15日

考え方

母ちゃんな オレと散歩へ行けなくなってから
ずいぶん 悲しくて泣いたんだぞ。

人のいないところで・・・

オレの語りでも よく 泣き言を言っていたな。

だけど 3ヶ月もすると 
行かないことに慣れてくるんだな。


よくできているよなぁ・・・
何年も泣いているんじゃぁ やってられないものな。

今は オレの排泄で 家の周りを歩き回る。
後ろ足を 吊り上げてな。

オレが 立ち止まって考え事をしているときは
母ちゃん オレの真後ろに立って

吊り上げているひもを 両手で持つんだ。
左右のバランスを くずさないように。

母ちゃんの バランスだぞ。
体の 左右の筋肉が 片寄らないように。

歩き出すと オレ 結構早いから
今度は 横に立って ひもを持って歩くのも なかなか大変だ。

右側になったり 左側になったりな。
左右のバランスを・・・  だな。


庚申様の手前まで行く間に 
たいてい おしっことうんこをするんだ。

そのあと ぐるっと 家の周りを歩く。
坂や 草むらや 歩きずらいところをな。

その間でも 残りの おしっことうんこを するんだな。
家に着くころには すっかり出し切っている。

一回りする頃には 朝でも 今の季節は 
母ちゃん 汗びっしょりになっている。

早足で 家まで戻り オレを家の中に吊り上げるときは
はぁはぁ・・  しているものな。

うんこの入れ物を持っている余裕はないからな
オレが 家に入って落ち着いてから

取りに行くんだ。


またまた 臭い話が続いて 悪いな。

だけど このことが 何だか 
散歩に相当するような 気がしている。

母ちゃん 頭の中で これを 散歩と位置づけ始めた。

そうすると 知らないうちに 満足感まで 出てきたんだ。

人間の 頭の中って 
考え方一つで 変化するんだな。

けっこう単純にできているものなんだな。



これは この間話した オレ用のグッズ。
ご飯を食べるときの イス  だな。

具合がいいんだ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 14:30Comments(8)

2010年07月05日

モデル

オレ 写真のモデルになったことは 何度もあるけど
絵のモデルになったのは 初めての経験なんだ。

いいもんだなぁ。
絵のモデル って。

素朴だけど しゃれたセンスが魅力の絵。
素朴だけど かわいらしさが垣間見える文。

オレも母ちゃんも 大好きな
キューピーさんの 世界。

その キューピーさんが オレを描いてくれたんだ。

どうだい
オレの 愛らしさが あふれている絵だと思わないか?

オレも母ちゃんも とっても気に入っているんだ。

絵で 何かを表現できる人って いいなぁ。
絵って 直感的だものな。

どっちかっていうと 母ちゃんは 
文章で表現する。

長い文章は 理屈っぽくなるな。
直感的なほうが かっこいいな。

だけど これが 母ちゃんの表現方法。

これしか できない。
これが 母ちゃんなんだな。

キューピーさんには キューピーワールド。
「絵記」 http://mo1128.gunmablog.net/

母ちゃんには 母ちゃんワールド。

レオンさんには レオンさんの世界。

「明日の忘れ物」 http://leon0308.gunmablog.net/
誠実さがあふれる 風景写真を
短い文章と共に 伝えてくれる レオンさんが

たまに 愛犬 レオン の写真を載せる。

これが レオン。
甘えん坊のコーギー犬。

これじゃぁ 足も腹も 泥んこだな・・

レオンさんの風景写真は
めったに出かけない 母ちゃんを

いろいろな所に連れて行ってくれるんだ。

最後に ミネラルさんとこの
ミネラル。

イタリアングレイハウンド という犬種。
イタグレ・・ って略称なんだって。

線が細くって 母ちゃん
思わず抱っこしたくなるんだって。

オレとは 正反対の魅力なんだろうな。

ミネラルさんは ラーメンのブログをメインにやっているから
ミネラルの写真は たまの楽しみだな。

今日のやる気スイッチ http://tukkomi.gunmablog.net/

今日も 勝手に絵や写真を載せてしまった。
もう いちいち面倒なので 事後報告だぞ。

グンブロの仲間は オレと母ちゃんにとって
ふるさとだ。

だからな・・・
おこるなよ!

またな!!!

  

Posted by N子 at 13:30Comments(6)

2010年07月03日

無心

母ちゃんな 今日は ”無心” になった
時間があったんだ。

どんなときだと思う?

草むしりのときなんだ。

昼すぎ 父ちゃんが家で仕事だったので
オレを置いて 安心して畑にいったんだ。

ちょくちょく行けないから ものすごい草だった。
草を見たとたん 草むらに直行して 

草をむしり始めた。
最初は オレのことやらなにやら 考えながら

それでも すがすがしくって
鼻歌交じりで むしっていたんだけど

まもなく 何も考えず
一心に草をむしっていることに 気づいたんだ。

しじゅう 頭の中に何かを思って生活している。
無心のときって あまり というか ほとんどないな。

いいぞー。
”無心” って。

頭が 活性化するようだ。

なにが どんなふうで そうさせるのかなぁ・・・

自然のなかにいて 自分のほかは誰もいないからかなぁ・・・

そのうち 今日のアルスの手術が無事に済むよう
ひたすら祈り始めた。

無心で祈る。
この状態は 特別なパワーが出る気がする。

この間紹介した aruceさんのところのアルス
胸に出来た腫瘍の手術なんだ。

”アルスの手術” http://blog.riesen-stern-boxer.com/?eid=942715

11歳の誕生日の今日 手術をする。
歳の割には 体の状態がよく 体力もある。

大丈夫だとは思うけど 祈らずにはいられない。

「どうか 最高の状態で 手術が終わりますように!」

みんなも祈ってくれよな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 18:39Comments(4)

2010年06月21日

続・現状

なんていうか・・・
オレも母ちゃんも 胸がいっぱいなんだ。

昨日の語りで はっきりわかった。
オレと母ちゃんを 応援してくれている人が

たくさんいる っていうことをな。

散歩に行けなくなってから
オレ ガタガタッと年老いてしまった。

胸にかたまりができたのも その頃かもしれないな。


ほれ こんな感じ。


だんだん大きくなってきていた。

たびたび出てきた Yさんに
水に栄養剤を入れる・・・

ってことを聞いて
母ちゃんもまねをした。

もう3ヶ月くらいたつかなぁ・・・・

毎朝 水に酵素のようなものを入れてくれている。
母ちゃんが 毎日飲んでるやつ。

人間が飲むのと同じ量でな。

そしたら おしっこの泡が3日目くらいで
なくなったんだ。

このふくらみも なんとなく小さくなったような
気がするんだな。

なるべく 病院へは連れて行かない・・・
と思っている 父ちゃんと母ちゃん。

手当てで 精一杯対応している。

この ふくらみについては 語らないでよそうと
思っていた。

だけど みんなに応援してもらいたいなら
出来る限り 包み隠さず語っていくことが

オレと母ちゃんを 応援してくれている人達に対しての
礼儀なんじゃないか・・・

と 考えたんだ。

ふくらみについての不安が 少しなくなったから
かもしれないけどな。

ジョーママさんのところの ジョーが
腫瘍が原因で 死んでしまったと聞いていたので

ジョーママさんに そのときの様子を
教えてもらったりしたんだ。

ていねいに説明をしてもらったなぁ・・・
ジョーママさん 世話になったな。

家族の要の母ちゃんは オレを抱えながら 
さまざまな事に対応している。

へこたれそうになったときは
この頃じゃ

「負けるもんか!」
と 声に出して言っていることがある。

でも これは ちっとも不幸なことじゃないんだと。
困難に立ち向かっている 自分を激励する

手段なんだ。

声に出して言う ってことはな
思っていることを より明確にして

宣言することなんだ。
だから 「もうだめだ・・」

なんてぇことを言うとな もうだめなことを
明確に宣言することなんだな。

母ちゃんは だから 意識して声に出す。
前に進む言葉をな。

そして それは 常に
オレと母ちゃんを応援してくれている

大勢の人達の後だてによって できることでもあるんだ。

母ちゃん この頃 本当に 勇気が湧いてきているんだ。
見えない力が 本当に後押ししてくれている。


困難を乗り越えれば また 新しい自分が
構築される。

今までよりも もっとたくましい自分がな。


みんな ありがとう!

またな!!!
  

Posted by N子 at 14:56Comments(6)

2010年06月01日

魔力

一度 経験していたのに・・・
母ちゃん またしても ブログ更新の

”魔力” に おちいってしまった。

これ・・  と思ったことには一直線。
前回は 仕事が夜なべをするほど忙しかったのに

ブログ毎日更新の 魅力に取り付かれ
とうとう 眼が開けていられなくなったっけ。

1週間休むはめになった。

”語り 少し休むぞ” http://jyokaisou.gunmablog.net/e79748.html
そのあとは 毎日更新に こだわらない・・・・

と 決めたのに。
更新すると 楽しいものだから

つい 毎日更新しちゃったんだな。
今回は オレの散歩がなくなったので

その時間を パソコンの時間に当てたんだけど
このところ 後頭部の頭重感が気になっていたんだ。

「わたし 頭が重いし夜もぐっすり眠れないんだ・・」
「頚椎の治療をしてみたいんだけど・・・」

父ちゃんに言ったんだ。

「それって おまえ パソコンのやりすぎなんじゃない?」

そう言われて はっと気づいた。
そういやそうかもしれない。

昼間時間がなければ 夜遅くでも
更新の時間にあてていた。

母ちゃん 一直線だから
言われるまで気づかないことがあるんだ。

だけど  今の母ちゃんにとって
未知の人達とブログでつながっている

という感覚は とても魅力なんだ。
発信したいことは たくさんあるしな。

だけど ここいらで 少し
自分をコントロールしてみようと思ったんだ。

昼間 更新できないときは無理にしない。
特別なときは その限りではないけど。

と そう決めた。

こんなこと いちいち言わなくてもいいんだけど
言ってしまったほうが すっきりするんでな。

この 頭重感がよくなれば
父ちゃんが言うように パソコンのやりすぎ

だな。



これ



ジャガイモの花のつぼみ  な。

昨日 見つけたんだ。





またな!!!
  

Posted by N子 at 14:51Comments(6)

2010年05月28日

がんばれ!

がんばれ!” って言葉
オレも母ちゃんも あまり好きじゃなかった。

だけど・・・  オレのことで 
みんなから励ましの コメントをもらったとき

「がんばれ ジョー!」
「がんばれ ジョー母!」

この言葉に 二人とも勇気付けられた。
ありがたくて 涙が出てきた。

涙が出たのは 母ちゃんだけだけどな。

”がんばれ!” って言われて

もう さんざ がんばってきたよ・・・
と 言いたいときもあるけど

よ~~っし!
と 勇気が湧くこともあるんだ。

どうも その言葉が 自分への応援歌
のようなものに なるのかもしれないな。

オレが 排泄で外へ出て
しりもちをついて 前へ進めないとき

父ちゃんが 後ろから持ち上げてくれて
「がんばれ がんばれ!」

と 言ってくれる。
踏み台を上がれずに もがいていると

母ちゃんが
「ジョーちゃん 負けるな! がんばれ!」

と 威勢をつけてくれる。

”がんばれ!”

ときによっては とっても力になる言葉なのかもしれないな。

人間は オレたちのように単純ではないからな
いつも順調ってわけには いかないな。


病気に立ち向かっている 姉ちゃん!
まけるな! がんばれ!!

新しいことをはじめて突き進んでいる
だんだんの夫婦!

がんばれ! がんばれ!!

そして 困難に立ち向かっている 
人間たち!

まけるな! 
がんばれ! がんばれ!!


またな!!!
  

Posted by N子 at 14:58Comments(6)

2010年05月22日

ささえ

施設のばあちゃんが 巻き詰めがひどくて
手術をすることになっている。

ってことを 以前に語ったけど
覚えているか?

すぐ下の妹が いろいろ相談したりして
20日に手術をすることになっていたんだ。


以前に話した 若い女医さんで
ばあちゃんの目線になって

わかりやすく話してくれて
しかも 説明も知識も 頼りがいのある先生なんだ。

1週間前から 血液をさらさらにする薬をやめて
手術に臨むんだ。

ところが 当日の朝になって
その病院から連絡があった。

「S先生の都合で 今日の手術は中止になりました。」

施設からの連絡を受けて 妹はすぐに
母ちゃんに電話をくれた。

「そんな・・ 当日になって急に言ってくるなんて・・・」

20日は 母ちゃん田植えの予定だったので
妹に任せて 手術には行けないことになっていたんだけど

母ちゃんも妹も がっかりしたなんてもんじゃない。
一日じゅう そのことが頭から離れなった。

次の日 
「ショックなことがあったので・・」

と言って 妹が電話をくれた。

さらさらの薬を 止めたままでいいのか
飲み始めたほうがいいのか・・

わからないので 病院に電話したんだ。
そしたら 

「先生は具合が悪くなって勤務を続けられなくなったんです。」

との返事だったそうだ。

妹は 身内に不幸でもあったのか・・・
などと考えて そのうち手術をしてもらえるだろう・・

と 思っていたんだ。
だけど そうじゃなかった。

さらさらの薬も 
また飲み始めるように伝えて・・

と 先生本人から病院に連絡がきていた。
いつ病院に戻れるか めどが立っていないそうだ。

妹が どんな病気か聞いたのだけれど
当然のことながら 答えてくれなかったそうだ。

母ちゃんは 直前になって失礼な話だ・・・
なんて思っていたのだけれど

夜になって 妹からメールが届いた。


ばあちゃんの所に報告に行ってきた。
S先生のことが 思いがけず悲しくて・・

ばあちゃんは
「そりゃぁ 気の毒にねぇ・・」

なんて言っていたそうだけど
がっかりしないだろうか・・

S先生がいる限り 先生を頼ればいいんだ。
と思っていただけに 

そのささえが無くなってしまったような
力が抜けた感じだ。

もう 今となっては 先生が早く元気になるように
祈る気持ちでいっぱいだ。


母ちゃんは 返事を返した。

T子が悲しんでいると思うと 
私も悲しいです。

S先生の回復を 心から祈りましょう。



またな!!!  

Posted by N子 at 15:05Comments(4)

2010年03月29日

新しい世界

そもそも このブログをはじめたことだって 
オレと母ちゃんにとって まったく新しい世界であったことには 違いない。

そこで知り合えた人々。
その人達から受け取った さまざまな情報。

これは 今までの暮らしから考えると ありえない 新しい世界なんだ。

そこで 今日は aruceさんのところの
ボクサー犬の レスキューの話題を 取り上げようと思うんだ。
http://riesen-stern-boxer.com/menu.htm
(これは ホームページのアドレス。どうしてもブログのアドレスが取り込めない。)

これも このブログがなければ まったく知りえない話だった。

先日 バロンという ボクサー犬が 
埼玉県の春日部市で 保護されたんだ。

ごみ捨場でな。
そのままだったら 殺処分にされたんだろうけど

wankoさん http://ameblo.jp/wankowotasuketekudasai/entry-10482523188.html#cbox
と友人たちに 保護されたので 殺されずに済んだんだ。

獣医さんや フードなどの費用は 
ボクサー犬保護を目的とした会から 出ているそうだ。

aruceさんは その会のメンバーなんだ。

捨てられた犬たちを 救おうと 懸命に闘っている 人達がいる
ってことを 知った。

”緊急 里親募集” の記事により
優しい 夫婦が 里親として 見つかったそうだ。

ほら 仰向けになって お腹をさわらせているだろう・・・
はじめて会って もう 心を許しているんだ。

この人達なら 大丈夫だ・・・・
って バロンが決めたんだ。

この子が ゴミ捨て場のゴミを あさっていたのか・・・・
と思うと 何ともやるせなくなる。

今は 1ヶ月間の ”トライアル”
の 期間なんだそうだ。

きっと うまくいく!

うまく その人達のもとで 暮らすことが出来るように!
みんなも 祈ってくれな!

世の中には 思いもよらないことを
その一念だけで やり通している人達がいるんだ。

助けることが出来る 命の数は 
その意思にそぐわずに 死んでいく動物たちの数から見れば

ほんの 一握りだろうけど・・・・
それでも やらずにはいられない。

その 信念と精神力に 頭が下がる。

オレも 母ちゃんも ”里親募集”
のときは 出来る限り オレの語りで 紹介しようと思っているんだ。

またな!!!
  

Posted by N子 at 15:57Comments(8)

2010年03月04日

ありがとう!

あのな。
母ちゃんな。 
みんなにオレのことを 共有してもらったおかげでな。
次のステップへ 進む勇気がわいてきたんだ。

ここへ来てくれる人 一人一人に オレのことを一部始終 見てもらっているから。
聞いてもらっているからなんだ。

今 語りを聞いてくれている人。

そう あなた。
あなたが 気にかけてくれたから。

母ちゃん ほんとに 乗り越える勇気がわいてきた。

めそめそ・・も 聞いてもらった。
みんなから 見えないエールが届いている。

だから 少し光が見えてきた気がするんだ。

ラビィ母さんから聞いた ハニカム胴着。
ナッセリーさんも そのことを メールでアドバイスしてくれたんだ。

調べてみたら なんだかよさそうでな。
昨日 早速注文した。

オレが ちゃんと着けるかどうかが心配だって言っている。
大丈夫。
ちゃんと着けるさ。

それを着ければ 少しくらいの散歩ができるようになるかもしれないんだ。
オレも 楽しみなんだ。
届いたら 報告するからな。

人間は どんなに大変なことでも 一度経験すると それが筋肉になってくるんだな。
ただし その大変さを 誰かに共有してもらったり 受け止めてもらったりすると早いんだ。

人間じゃなくてもいいんだ。
架空の対象でもいいんだぞ。

聞いてもらって 受け止められさえすれば 
その体験は 筋肉に変わるんだ。

筋肉がつくと 同じことがめぐってきても 力がついているから 以前より軽くかわせる。

母ちゃん まさにそんな感じだ。
みんなに 共有してもらったことでな。

オレのことを ちゃんと受け止める
力がついてきた気がするんだ。

単純って言えば 単純なんだけどな。
本当のことなんだから 仕方ないぞな。

これから先も 騒がすこともあると思うけど 母ちゃんを頼むぞ。
みんなの力を 無駄にはしない。

これこそ 本当の ブログの力だ!

みんな! 
ありがとう ありがとう。

またな!!!
  

Posted by N子 at 16:51Comments(4)

2010年03月03日

決断

母ちゃんな ここに来て みんなの存在が これほどまでに支えになるとは 思ってもいなかったんだ。

ブログを始めたころは オレも歳はとっていても まだ元気だったからな。
こういう風になるとは 頭ではわかっていても まったく現実的には捉えていなかった。

ところが・・・・
自分と同じ事柄を 他のたくさんの人達が 共有してくれている・・・・
このことだけでも 計り知れないほどの 力をもらっているんだ。

まして 共感してもらう・・・
ということとなると どれほどの励みになるかわからないぞ。

コメントを読みながら ありがたさに いちいち泣いている。
そしてな よせばいいのに ”別れの曲” をわざわざ聴いてな また泣くんだぜ。

悲しみを出し切ろうとしているんだな。

オレの散歩を 続けたほうがいいのか やめてしまったほうがいいのか・・・・
迷っていたんだ。

風呂の掃除がはじまると オレ 必ず散歩を誘いに行くからな。
ちょっとだけ 連れて行くか・・・・

なんて気に なっていたんだ。
だけど 結局 途中から大変なことになっちゃう。

そこに ナッセリーさんからのコメント。
”やめさせるのも 親の務め。”
”気を強く持って ジョーのために がんばって!”

と あったんだ。
夢中でいる母ちゃんは それを読んでハッとした。

オレだけでなく 散歩は母ちゃんにとっても 大好きなこと。
10年間も 続けてきたんだ。

だから やめるのは辛い。
でも ナッセリーさんが言うように その時期を見定めて やめるのも親としてのつとめだ。

本能で歩いている。
と言う言葉にも 納得できた。

ただ ラビィ母さんが教えてくれた ハニカム胴着 というものも 調べてみようと思っている。
散歩には 使えなくても これからの暮らしに 役立つかもしれないからな。

今までのような散歩は やめよう!
と 母ちゃん 決断した。

またな!!!
  

Posted by N子 at 11:36Comments(0)