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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年04月07日

土に還る

昨日の朝 オレ 土に帰してもらった。

父ちゃんと 母ちゃんと 姉ちゃんとに
送られた。









それは静かで 穏やかな朝だった。













父ちゃんが オレをたくさんなでてから














2階から抱いておろした。












 
昨日のうちに 父ちゃんがスコップで
深い穴を掘っておいた。

(これは もう 土をかぶせた後の
写真なんだけど・・・)

「服は着せたままで・・・
ジョーに オムツは似合わないから

はずすぞ・・」




そーっと 父ちゃんが
オレを土の上に 寝かせた。












「ちょっと ジョーの顔を
今一度 見せて!」

母ちゃんが 叫んだ。









そのあと 悲しみのうちに
愛用の ピンクの布団をかけてもらった。












母ちゃんと姉ちゃんが
スコップで 1杯づつ砂をかけた。












そのあと 父ちゃんが砂をかけていった。
3人とも 無言で 静かにことが運んだ。













みるみる 土がかけられて
その上に 墓碑が立てられ













花や 線香たて オレの常食が置かれた。














墓碑には オレが嫌がって
ほとんど入らなかった 住まいの

表札が 使われた。

すぐ上の兄ちゃんが 心をこめて作った
木彫りの 表札。

オレが死んでから 役に立ったなぁ。

3人で 線香をあげて 
朝の仕事に戻った。



そのあと 親戚の人が
子どもたちをつれて お参りに来てくれた。

花もあげてもらって なかなかにぎやかな
墓になった。

オレを 埋葬してから
間もなく 姉ちゃんたちが帰っていった。






見送った直後 シンディのベルト
オレが 最後まで世話になったベルトが

母ちゃんの目に入った。

突然襲ってきた 喪失感と
深い悲しみ。

もう 幾日も泣いていて 腫れあがった瞼は 
再び あふれる涙でいっぱいになった。

自然に 顔がクシャクシャになる。



悲しみが深すぎて 
普通の顔では 泣けないんだ。

困ったもんだな。

それからは 見るものすべてが
オレと重なって クシャクシャが続いた。

いい女も 台無しだな。

本当に 幾日かの間に
母ちゃん 歳をとったみたいだ。


それからな 語りで知り合った人から
花が届いたんだ。

これは 思っても見なかったので
びっくりしたぞ。

さっそく 玄関に飾らしてもらった。
ありがとう!


それから 母ちゃんの悲しみは
母ちゃん自身も どうなるかわからなかったんだけど 深くてな オレ 心配なんだ。

何かをする気にならない。
ただ オレの話が通じる人と居たいんだ。

だから 語りをして 落ち着かせている。

今日も 奥さんに来てもらっている。

そのことは 追って語りたいと思うんだけど
どうか 母ちゃんの悲しみに付き合ってやってくれないか。

頼むぞ。

またな!!!
  

Posted by ジョー母 at 16:31Comments(30)別れ

2011年04月05日

オレ 今 天国へ向かっている

オレ 今日の午後4時58分に
呼吸をやめた。

みんなが 大往生だ
と 言っている。

スースー という呼吸が
次第に 鼻から口に移って

ハーハー から ハッハッという
呼吸になっていった。

父ちゃんが来るまで と思ってがんばったんだけど

母ちゃんが送ったメールを見て 急いで仕事の切りをつけて 父ちゃんが 家に着いたのは
ちょうど5時だった。

ほんのちょっと オレが待てなかった。

あれが 精一杯だった。
オレ 精一杯がんばった。

母ちゃんと 姉ちゃんと めいっこと ばあちゃんが
最期を看取った。

奥さんも すぐに駆けつけたんだけど
ほんのわずか 間に合わなかった。

オレ ちゃんと東京の兄ちゃんを呼び寄せて
お別れをして

姉ちゃんたちが 高崎へ帰るという日の
前日に 「その日」 を選んだんだ。

これ以上の 流れは なかなかないぞ。

しかも めったに携帯を持たない父ちゃんが たまたま 車の所に行ったとき 母ちゃんからのメールが 入ったそうだ。

たまたま 携帯を持っていった父ちゃんが 今まで一度も開いたことのないメールを 何の気なしに 開いたんだぞ。

すごいなぁ。

「今夜は かつてのように 2階にジョーを連れて行って
3人で 寝よう・・」

そう言った父ちゃんの顔を見て
めいっこが 大声で言った。

「あれ? じいちゃんも泣いてるよ!」





オレのベッドは 10年間二階にあった。
後ろ足が悪くなるまでは 自分で2階に上って行った。

途中からは お尻を持ってもらって上がっていたんだけど
それも とうとうできなくなってしまっていた。

それからは 下の部屋で
母ちゃんと寝ていた。





父ちゃんが オレを抱いて
2階へ連れて行ってくれた。

今夜は 何年かぶりで かつてのように
3人で 眠れるぞ。

そうしたら 明日の朝は
仕事に行く前に父ちゃんが

オレを埋葬するんだ。

すでに 話は決まっていた。

火葬にしないで 庭に埋めよう・・
とな。

「何だか 死んだようには見えないなぁ」
「眠っているみたいだ・・」

父ちゃんも母ちゃんも この顔を見て
そう言っている。









「お前が クレマチスを植えたところに
ジョーを 埋めてやろうと思うんだけど・・」

「そうだね あそこなら いつでも
お花やお線香を 手向けてあげられるものね」

姉ちゃんが 死後の始末をしてくれた。

至れり尽くせり だな。

今 オレの魂は 今までの体から離れて
この世から あっち側へ 移動している。

死んだじいちゃんが 待っている所。

「ジョー君 来たんか・・」
「それじゃぁ 散歩へ行こう!」

なんて 言うんだろうなぁ・・・

2階へは はやばやと 父ちゃんが来てくれた。

何だか母ちゃん 眠れそうにない。

明日は 姉ちゃんたちが帰ってしまう。

どんなことになるんだろうなぁ・・

みんな 母ちゃんを頼むぞ。

その後のことも また オレ 語るつもりだ。


今日は またな!!!
  

Posted by ジョー母 at 22:33Comments(75)別れ

2011年04月05日

今のオレ

母ちゃん いたたまれない。

だから 語りを始める。

朝のミルクは 少しづつ様子を見ながら
くれていた。

あいあいさんが 脱水の心配を
してくれたので




母ちゃん さっそく
朝の残りのミルクを オレに飲ませた。

だけど ほとんど飲めなくなっていて
口から ダラダラと出してしまった。

詳しくは 後で 語ることにする。





とりあえず 今のオレだ。

スースーと 呼吸はしている。
反応が 弱くなってきている。

さっき おそらく最後のものと思われる
うんこが出た。

ゆるく 黒い色をしていた。



母ちゃんが そばについていて
すぐにきれいに洗ってくれた。

一緒に 股のほうも 石鹸で
きれいにしてもらった。








さっきは オレにくっついて
写真を撮った めいっこが

母ちゃんと一緒に 泣いている。









もう そんなに長くは生きていられないだろう。


できるだけ みんなと共有したい。

だから 語りをしている。

聞いていくれて ありがとう。


またな!!!
  

Posted by ジョー母 at 15:13Comments(10)別れ