2011年05月11日

ばあちゃん


昨日 姉ちゃんがめいっこを迎えに来てな 今日は 甥っ子が来て 母ちゃんが子守をしたんだ。



寒かったので めいっこが小さい頃着ていた 赤いジャンパーを着せられているな。



母ちゃんと オレの墓参りに来てくれた。

今日みたいな寒い日に 水悪さをしてズボンをぬらして めいっこのズボンをはかされている。



似合うというか 似合わないというか・・・



当然のことながら ばあちゃんは 母ちゃんの姑だな。

今 89歳で 今年の誕生日には 90歳になるんだ。

母ちゃんが この家に来てからまる36年の付き合いになる。



スーパーばあちゃんでな いまだに電気の4輪車に乗って畑に行くんだ。

すごいぞなぁ。

だけど じいちゃんが死んでから だいぶ衰えてきたなぁ。

コタツにいることが 多くなってきているもの。

母ちゃん つくづく思うんだ。

自分にとって 切っても切れない間柄の人って 自分が持っていないものを持っているものだなぁ・・  とな。



特に 義理の間柄のばあちゃんは 母ちゃんとはまったく違う要素を持った人間なんだ。

言い換えれば 母ちゃんが育った家と 父ちゃんが育った家とでは まったく正反対の家風だったんだ。

その代表格が ばあちゃんなのかもしれないなぁ。

母ちゃん ばあちゃんには たくさん教わってきた。

うどん打ちや そば打ち そのほか田舎の料理を 知らず知らずのうちに教わってきた。

そして 一番大きなことが どんなことでも黙々と毎日続けることの 力強さ・・・ 尊さ・・・

そのことを 見せてもらった。



何でもすぐ あきらめてしまう母ちゃんからしてみると 逆立ちしてもまねできない と 思ってきた。

こりゃぁ こまったぞ と 思いながらきたんだけど あるとき 

”なにもまねをしなくてもいいんだ” と 思えたときがあってな それからは 自分流でいけばいいんだ と思うようになった。

そしたら 何だか自信が湧いてきて 気持ちも楽になったんだ。

そして今 母ちゃんも 物事を黙々と続けることの大きな力を感じている。

嫁と姑の仲だからな うまくいくときばかりじゃぁなかったけどな 36年も一つ屋根の下で暮らしていると お互い影響は与え合うことになるな。

そして この家を支えてきた同士としての思いは 共有しているんだ。

母ちゃんが この家に来たばかりの頃は 右も左もわからなくてな ばあちゃんにずい分面倒を見てもらったんだ。

母ちゃん 若かったし なーんにも知らなかったからな。



そして 今は 母ちゃんが そのときのばあちゃんの年齢に達して ばあちゃんの面倒を見る立場になってきた。

こうやって 共に暮らすことが いいか悪いかはわからない。

だけど 母ちゃんは この道を選んだんだ。

父ちゃんの意思にあわせた と 表面上は言えるかもしれないけど 結局は自分で選んでここにいるんだ。

誰のせいでもない。

それならば 36年もの長い間 自分の生きてきたこの場所が 自分にとって最高の環境だったと思いたいものな。

少しくらい熱があっても 家族のために 日々の暮らしを続けるために 黙々と業をこなす。

ばあちゃんは 母ちゃんが持ち合わせていなかった 大きなことを見せてくれた。

母ちゃんは 長い間の暮らしの中で そのことを知らず知らずのうちに習得してきた。

それぞれが育ってきた環境の違いを はじめは違和感を持って見ているものだけど 長い間には 自分にない見習うべきことがたくさんあることに 気づいて来るんだ。

そうやって 幅の広い人間になっていくんだろうな。



母ちゃんは そういう自分になれて 本当に良かったと思っている。

この家に来て じいちゃんとばあちゃんと暮らしてきたから 自分は良かった と思えるわけだ。

どっちがいいとか悪いとかじゃぁなくて 今の自分が完璧な状態なんだ という意味づけをすると 大切な人生を送っているという感覚を持って 生きて行くことが出来るぞ。

いつもばあちゃんのそばで寝ていたオレが死んで ばあちゃんは 

「何だか いやでさ・・・」

と 言っていた。

オレのことを ただ一人 「ジョーさん」 と 呼んでくれたばあちゃんは 今 衰えていく心細さを抱えているんだろうな。

鋼鉄のように思えた ばあちゃんの心も体も 老いていくことには逆らえないんだなぁ。

これからは そのことが 母ちゃんの正念場だな。

オレは いつでも 母ちゃんと共にいる。

母ちゃんの 力として 共にいる。


この次はいよいよ 「死んだらどうなる・最終章」 になるぞ。


またな!!!

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Posted by ジョー母 at 23:09│Comments(4)家族
この記事へのコメント
おばあちゃんうちのおばあちゃんと同じくらいの年齢なんですね
ジョーさんて読んでたんですか(笑)
何かおしゃれな感じ(笑)と言うか石原軍団にいそうな感じですね

人との出会いと言うか縁て…お互い自分にないものを持ってる正反対の方と引かれあうのですかね
そしてお互いないものを学び合って
違う部分は否定するのでなく認め合って…

&今日はママの方のおばあちゃんが大腸ガンの手術でした無事終わってさっそく『早くお家帰って美味しいもん食べたいのぉ』
っていってて(笑)
何か一安心しました
Posted by さえこ at 2011年05月12日 21:10
さえこさん

おばあちゃんの手術 無事にすんでよかったです。
一安心ですね。

正直言って このあまりにも違う考え方にはとまどいました。
受け入れるには いろいろな過程を通り過ぎてから と時間もかかりました。
でも ちゃんと 受け入れるような出来事が自分にめぐってきました。
人生って うまい具合にまわっているものなんですねぇ。

さえこさんちのおばあちゃんも スーパーばあちゃんですね。
Posted by ジョー母ジョー母 at 2011年05月13日 15:53
おばあちゃんだけが、「ジョーさん」ですか。多分おばあちゃんはジョーを人間を同等にみていたのでしょう?おばあちゃんとジョーの共通点は年をとってもいい顔をしてます。ジョー母さんは、このようなよく生きる見本に囲まれて幸せ者ですね。
Posted by Lilaパパ at 2011年05月14日 10:56
Lilaパパさん

そうなんです。
おばあさんだけ ジョーさん と呼んでいました。

歳を取ってからの顔って 否応なしにその人の生き方が出てしまうのでしょうね。
私たちも いい顔をしている と言われるような年寄りになりたいですよね。

おかげさまで私の周りは よく生きる見本がたくさんあるみたいです。
Posted by ジョー母ジョー母 at 2011年05月16日 08:10
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    コメント(4)