2023年03月21日

死生観について

「死生観」だなんていうと敬遠する人が多いかもしれない死生観について
なんか 空恐ろしい気がするかもしれない


生きること 死ぬこと に対する考え方 ということだもの
ちょっと大げさになるし 考えるのは大変 と思うかもしれない


だけどなぁ 今こそ それぞれの人間が
「死生観」について考えるべき時なのではないかと思うんだなぁ


おふくろが子供のころ そうさなぁ 小学校1~2年生のころから
小学校を卒業するくらいまでの時期は死生観について


ずっと 「死ぬこと」の恐怖にさいなまれていたんだなぁ
”人間が死んだらどうなるのだろう?”  ってなぁ


まだ幼い子供だから 本などで情報を得ることもできなかったしなぁ
ただただ 恐ろしかったんだ


でも知りたいものだから 親に聞いてみた
「ねぇ 人が死んだらどうなるの?」って


親の方もなぁ 子供が真剣に聞くものだから
それなりに真面目に答えてくれたんだ
死生観について

「父ちゃんは 死んだらそれっきりだと思う」
「何もなくなると思うぞ」



「え? 何もなくなる?」
おふくろは 真っ暗闇の中にいる自分を想像してしまった


母親は
「そんなの死んでみなければわからないよ」 と答えた


その答えも おふくろにとっては恐ろしいものだったんだ わからない ってこともなぁ
だけど そのころのおふくろが情報を得るすべは親に聞くくらいしかなかったからなぁ 


子どもながらに ずっと悶々として生きてきたんだなぁ
おふくろの父親と母親の死に対する考え方も 「死生観」のうちだと言える


「死生観」は それぞれの人間が独自に持つものだと思うから これが正しい っていうものはないのだと思うんだ
だけど 今の世の中ほど 人間が「死生観」を必要としている時代はないのではないだろうか?


「死生観」は誰かに教わることではない 一人一人が調べたり考えたりしながら 自分なりの答えを探り出していくものなんだ
だから 面倒くさいし 特に考えなくたって生きていけるもの つい流してしまうこともあるだろう

死生観について
でも それがあるとないとでは 人生が全く違ってくる
「生きること」 「死ぬこと」 について自分の考えをもっていると


おそらく 強く生きていけるんじゃないだろうか?
それに あまり迷わなくなると思う


人間は(自分は) 何のために生きているんだろうか?
死ぬって どういうことなんだろうか?


って 考えることは大切な事なんだなぁ だって オレたちと違って人間だからなぁ みんなはなぁ


おふくろの幼いころは そのすべてが死に対する恐怖だけにおおわれていたわけではなかったけれど
幼な心に 恐怖におびえていた自分を思い出すと 今でもかわいそうだったなぁ と思ってしまう


だけど あれがあったから その後の人生も 生きることと死ぬことについて考え続けることができた
おふくろにとっては なくてはならない人生の経験だったのだと思うんだなぁ


人間たちよ 恐れるなかれ
「生きること と 死ぬこと について考えることを」 
   なぁ?


最後に
すべての人が 輝けますように・・・




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Posted by N子 at 23:06│Comments(0)
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