2022年09月21日
心が生きているということ
先日 オレが眠っている墓のそばにあった古い柿の木が 倒れてしまった。

この木は おふくろが嫁に来るずっと前 おやじが生まれたときにはすでにあった
という老木でな
毎年 甘い実をたくさんつけて 秋の楽しみを届けてくれていた木なんだ。
「おーい えらいことが起きたぞ」 っておやじがおふくろに言いに来た。
おふくろは ”どれどれ?” と思いながら庭に出て
前の方のオレの墓のそばをのぞいてみたんだ。

そうしたら この通り元から倒れていた。
これを見るまでは 何とも思わなかったのに
おふくろは 胸がいっぱいになってしまってなぁ
泣きそうになってしまったんだ。
「やだ 胸がいっぱいになってしまったよ・・・」
なんて言いながら おふうろは倒れた柿の木をながめていたんだ。
おやじと息子とであっという間に 柿の木は片付けられてしまった。
オレの墓のまわりが 急に殺風景になってしまってなぁ 間が抜けたようになってしまったんだなぁ。
思い返してみると この柿の木 もうここ10年くらいはほとんど実をつけることがなかった。
おやじもおふくろも ”もう年寄りの木だからしかたがないんだろうなぁ” って思っていたんだ。

ところが去年は たくさんの実をつけてくれてなぁ みんなが 「うまいうまい」 っていっぱい食べた。
おふくろは そんなことも思い出して
”最後の力を振り絞って自分たちにおいしい柿の実を食べさせてくれて”
”今年 その命を終わりにしたんだなぁ” って思ってな いっそう胸がいっぱいになったんだなぁ。
命というものはなぁ 最期には人間たちに奇跡を見せて去っていくものなんだ。
オレの最期もそうだったもの。 家族に思いっきり奇跡を見せて オレ 命を終わらせた。
それを体験した者は 皆 深い感動を味わうんだ。 不思議だなぁ すごいなぁ ってな。
柿の木の最期に感動したおふくろは はたと気づいた。
”自分は柿の木の最期にこんなに心を動かされるんだなぁ” ”心が生きているっていうことなんだろうなぁ”
って思ってな そんな自分をありがたいと思ったんだ。
おふくろの挑戦
ユーチューブのユーの字も知らなかったおふくろが コンサルタントさんにすすめられて動画を撮り始めて 今ユーチューブで配信している。
いまだに ユーチューブのことが良くわかっていない状態なんだけど どうにかなるものだなぁ。
だけど 発信することはできてもその他のことは まだよくわかっていない。
でもな 自分が発信していることが いつか必ず誰かの役に立つ と信じて動画を撮り続けてきたんだ。
「生きづらい人へ」 というシリーズと 「一人で頑張っている社長さんへ」 というシリーズ。
それが とうとう それぞれのシリーズが一区切りついたんだ。
あわただしいおふくろの日常の中に デーンとすえた動画配信の作業が一段落した。
また次のシリーズも計画しているのだけれど 少し時間をあけてから届けることになる。
今度は 「人間関係の作り方」について 取り上げることになるんだなぁ。
生き方について興味があったなら のぞいてみてくれ。 なぁ。
最後に
幼い魂や 弱い動物たちが 痛めつけられない世の中になりますように
弱いものを傷つけることで 自分を保たなければならない人間たちの心が
安らかになりますように 心から祈る

この木は おふくろが嫁に来るずっと前 おやじが生まれたときにはすでにあった
という老木でな
毎年 甘い実をたくさんつけて 秋の楽しみを届けてくれていた木なんだ。
「おーい えらいことが起きたぞ」 っておやじがおふくろに言いに来た。
おふくろは ”どれどれ?” と思いながら庭に出て
前の方のオレの墓のそばをのぞいてみたんだ。

そうしたら この通り元から倒れていた。
これを見るまでは 何とも思わなかったのに
おふくろは 胸がいっぱいになってしまってなぁ
泣きそうになってしまったんだ。
「やだ 胸がいっぱいになってしまったよ・・・」
なんて言いながら おふうろは倒れた柿の木をながめていたんだ。
おやじと息子とであっという間に 柿の木は片付けられてしまった。
オレの墓のまわりが 急に殺風景になってしまってなぁ 間が抜けたようになってしまったんだなぁ。
思い返してみると この柿の木 もうここ10年くらいはほとんど実をつけることがなかった。
おやじもおふくろも ”もう年寄りの木だからしかたがないんだろうなぁ” って思っていたんだ。

ところが去年は たくさんの実をつけてくれてなぁ みんなが 「うまいうまい」 っていっぱい食べた。
おふくろは そんなことも思い出して
”最後の力を振り絞って自分たちにおいしい柿の実を食べさせてくれて”
”今年 その命を終わりにしたんだなぁ” って思ってな いっそう胸がいっぱいになったんだなぁ。
命というものはなぁ 最期には人間たちに奇跡を見せて去っていくものなんだ。
オレの最期もそうだったもの。 家族に思いっきり奇跡を見せて オレ 命を終わらせた。
それを体験した者は 皆 深い感動を味わうんだ。 不思議だなぁ すごいなぁ ってな。
柿の木の最期に感動したおふくろは はたと気づいた。
”自分は柿の木の最期にこんなに心を動かされるんだなぁ” ”心が生きているっていうことなんだろうなぁ”
って思ってな そんな自分をありがたいと思ったんだ。
おふくろの挑戦
ユーチューブのユーの字も知らなかったおふくろが コンサルタントさんにすすめられて動画を撮り始めて 今ユーチューブで配信している。
いまだに ユーチューブのことが良くわかっていない状態なんだけど どうにかなるものだなぁ。
だけど 発信することはできてもその他のことは まだよくわかっていない。
でもな 自分が発信していることが いつか必ず誰かの役に立つ と信じて動画を撮り続けてきたんだ。
「生きづらい人へ」 というシリーズと 「一人で頑張っている社長さんへ」 というシリーズ。
それが とうとう それぞれのシリーズが一区切りついたんだ。
あわただしいおふくろの日常の中に デーンとすえた動画配信の作業が一段落した。
また次のシリーズも計画しているのだけれど 少し時間をあけてから届けることになる。
今度は 「人間関係の作り方」について 取り上げることになるんだなぁ。
生き方について興味があったなら のぞいてみてくれ。 なぁ。
最後に
幼い魂や 弱い動物たちが 痛めつけられない世の中になりますように
弱いものを傷つけることで 自分を保たなければならない人間たちの心が
安らかになりますように 心から祈る
Posted by N子 at 23:04│Comments(0)
│命