2009年09月27日
ボール遊び
オレ、物心ついた頃からボールが大好きだった。
何かきっかけがあったとかそういうのじゃない気がするんだ。
ボールをはじめて見たときから、理由も何もなく転がしていたんだよ。
鼻の先でボールを突いて転がすんだけど、サッカーボールのような、ゴムでできていて空気が入っているものは、突くと転がる転がる。
それを追いかけてひたすら走るんだけど、かなりのスピードで走ることになるので息が切れるんだ。
それでも目の前にボールがあると、つい鼻の先で突き始める。
まったく・・暑いときなんか、そうじゃなくても暑がりなのに、ぜいぜい言いながらボールを突くんだぜ。
どうにも動けなくなると、水を飲んで一休み。
少し休むとまた始めるんだ。
鼻の頭は擦り剥けてくるし、雨降りのあとなんか泥だらけさ。
我ながらどうも厄介な話なんだな。
転がしたボールを拾ってくるのに、歯でくわえるもんだから、そのうちボールが切れてしまってころがらなくなっちゃう。
母ちゃん何十個買ってくれたかわからないよ。
民放のテレビ番組にも出演したんだぜ。 サッカー犬としてな。
サッカーチームの子供たちとボールの転がしっこをしたんだ。 あの頃がオレの絶頂期だったなぁ・・・。
足も速かったし、耳もよく聞こえていた。 体はオイルを塗ったようにピカピカひかっていたんだぜ。
しかし、生あるものはやがて老いてゆくものさ。
人間よりも長生きはできないけれど、生きている実感としては、人間に負けないくらい充実していて、長い人生(犬生)を体感しているんだぜ。
心拍の速さと時間の体感は、大いに関係しているそうだ。
オレの心拍は、人間のそれと比べるとかなり早い。
一回の心拍で体感する時間の長さが、ベースになっているってことなんだろうな。
だから人間の時間にすると、寿命が短い感じがするんだけど、一日の時間はオレにしてみれば、人間の何倍も生きているわけさ。
なんだかややこしい話になってきた・・・。
季節はもうすっかり秋だな。
これからの空気と、空の色、木々の紅葉、食べ物の味わい深さ、日没のもの悲しさ・・・
全部楽しんじゃおうぜ!!
じゃぁまたな!!!
何かきっかけがあったとかそういうのじゃない気がするんだ。
ボールをはじめて見たときから、理由も何もなく転がしていたんだよ。
鼻の先でボールを突いて転がすんだけど、サッカーボールのような、ゴムでできていて空気が入っているものは、突くと転がる転がる。
それを追いかけてひたすら走るんだけど、かなりのスピードで走ることになるので息が切れるんだ。
それでも目の前にボールがあると、つい鼻の先で突き始める。
まったく・・暑いときなんか、そうじゃなくても暑がりなのに、ぜいぜい言いながらボールを突くんだぜ。
どうにも動けなくなると、水を飲んで一休み。
少し休むとまた始めるんだ。
鼻の頭は擦り剥けてくるし、雨降りのあとなんか泥だらけさ。
我ながらどうも厄介な話なんだな。
転がしたボールを拾ってくるのに、歯でくわえるもんだから、そのうちボールが切れてしまってころがらなくなっちゃう。
母ちゃん何十個買ってくれたかわからないよ。
民放のテレビ番組にも出演したんだぜ。 サッカー犬としてな。
サッカーチームの子供たちとボールの転がしっこをしたんだ。 あの頃がオレの絶頂期だったなぁ・・・。
足も速かったし、耳もよく聞こえていた。 体はオイルを塗ったようにピカピカひかっていたんだぜ。
しかし、生あるものはやがて老いてゆくものさ。
人間よりも長生きはできないけれど、生きている実感としては、人間に負けないくらい充実していて、長い人生(犬生)を体感しているんだぜ。
心拍の速さと時間の体感は、大いに関係しているそうだ。
オレの心拍は、人間のそれと比べるとかなり早い。
一回の心拍で体感する時間の長さが、ベースになっているってことなんだろうな。
だから人間の時間にすると、寿命が短い感じがするんだけど、一日の時間はオレにしてみれば、人間の何倍も生きているわけさ。
なんだかややこしい話になってきた・・・。
季節はもうすっかり秋だな。
これからの空気と、空の色、木々の紅葉、食べ物の味わい深さ、日没のもの悲しさ・・・
全部楽しんじゃおうぜ!!
じゃぁまたな!!!
Posted by N子 at 15:07│Comments(0)