2009年12月17日
続・小さい頃

いずれは 外で飼うつもりだったので トイレは家の中に 特定の場所を作らないほうがいい ということだった。
だから オレが おしっこかうんこをするときは 誰かがシートを お尻の下にさっと敷くんだ。
だけど 間に合わなくって ずいぶん 畳を汚したんだ。
そのたびに 洗剤でこすっていたな。
うんこは どういうわけか オレ トイレのまえに行ってしたんだな。
そして どういうわけか じいちゃんがよく踏んでいた。
「またジョーのうんこを 踏んじゃったよ。」
と よく言ってた。
この場を借りて じいちゃんに謝るぞ。
じいちゃん ごめんな。

父ちゃんも母ちゃんも 家の中で犬を飼うなんてことは 初めてだったんだ。
どうしたらいいのか さっぱりわからなかった。
ペットショップから来たばかりのときは こおりのなかに寝せられたんだ。
だけど そこはオレ いやだった。
すぐに 出てきてしまうので ふたを少しずらして 閉められてしまったんだ。
だけど すぐにふたをどかして出てきてしまった。
すると今度は ふたの上に 重石を置かれてしまった。
だけどそれも なんなくどかして 出てきてしまったんだ。
小さいけど オレのパワーのすごさに 父ちゃん母ちゃん びっくりしていた。
アヒルがつぶされたような鳴き声で グーグー~ 鳴きながら歩き回ったんだ。
二人とも 2日はろくに寝なかったなぁ・・・・
どうにもしようがないので 次は 父ちゃんと母ちゃんの間に 寝せられたんだ。
今度は オレ すぐに寝てしまった。
そこがよかったんだからな。
オレ 幸せだった。
夜になると 父ちゃんが抱っこして 2階に連れて行ってくれた。
そのうち 自分で上ったな。
今じゃ 上れなくて 下で寝てるけどな。
ちいさくても オレの本質は しっかり発揮していたんだ。
執念深い。
めげない。
この性格は 今でもちゃんと 健在だ。
オレが真ん中で寝ていると 父ちゃんが言った。
「昼間いやなことがあっても ジョーの寝顔を見ると 忘れられるな・・・」
母ちゃんも
「そうだね・・・」
オレ それを聞いて 幸せだった。
オレが少し大きくなって 二人の間に寝られなくなると 横にベッドを買ってもらって そこに寝ていたんだ。
寒いときは 掛け布団までかけてもらってな。
ときどき はいでいると 掛けなおしてもらった。
至れり尽くせりだ。
今は オレだけ下で寝ているから 布団はかけていないんだ。
だけど 水を飲む量を加減してもらったので 朝までぐっすり寝ている。
10年の間に ずいぶんとオレも変わったものだな。
またな!!!
Posted by N子 at 20:15│Comments(2)
│思い出
この記事へのコメント
前回の記事と今回の記事、読ませて頂いて
うちと同じなので、思わず笑っちゃいました。
初めて飼った犬がボクサー犬ですからね
分からない事ばかりでしたし
犬は外で飼うのもだと思ってましたから。
夜、9時になると決まって大鳴きして
可哀相だし、近所迷惑だし・・・
最初、玄関だけだったのが、今ではコタツの中ですよ(笑)
本当に、寝顔を見てるだけで癒されますよね。
うちと同じなので、思わず笑っちゃいました。
初めて飼った犬がボクサー犬ですからね
分からない事ばかりでしたし
犬は外で飼うのもだと思ってましたから。
夜、9時になると決まって大鳴きして
可哀相だし、近所迷惑だし・・・
最初、玄関だけだったのが、今ではコタツの中ですよ(笑)
本当に、寝顔を見てるだけで癒されますよね。
Posted by ラビィはは at 2009年12月18日 16:48
ラビィははさん コメントありがとうございます。
そうですか。
やはり これもおなじでしたか。
何から何まで同じ様子で うれしいやら おかしいやら・・・・・
ジョーもよくコタツの中に入っていました。
そのうち 窮屈になってきて 私たちも入れないようにしました。
ラビィははさんやジョー母さんにめぐり合えたことも含めて ジョーからたくさんのものを受け取りました。
ありがたいことです。
そうですか。
やはり これもおなじでしたか。
何から何まで同じ様子で うれしいやら おかしいやら・・・・・
ジョーもよくコタツの中に入っていました。
そのうち 窮屈になってきて 私たちも入れないようにしました。
ラビィははさんやジョー母さんにめぐり合えたことも含めて ジョーからたくさんのものを受け取りました。
ありがたいことです。
Posted by ジョー母
at 2009年12月18日 21:36
