2009年11月13日
母ちゃんの母ちゃん

歩かないから 余計に 爪が指にくいこんでしまうみたいなんだ。
今日 すぐ下の妹が ばあちゃんを病院に連れて行ってきて 母ちゃんに報告していた。
娘たちにとって 弱虫な母親 という印象の ばあちゃんだけど、 結構がんばっているみたいなんだ。
だけど、 「もう痛い思いはいやだよ」
と 言っているそうなんだ。
そんな風に聞くと 妹も母ちゃんも かわいそうになってしまうんだけどな、
妹の報告によると、 今度の皮膚科の先生は 若いけど 患者の立場に立ったものの言い方や 治療方針をとってくれるそうで、 ばあちゃんも妹も とても信頼している様子なんだ。
母ちゃんも 一度もあったことのない 若い女医さんに、 すでに信頼をおいている。
そんな先生の元へ行くわけだから ばあちゃんも落ち着いていられるんだと思う。
今朝 妹が施設へ迎えに行ったら、 「おや、 来たかい?」
と いう感じで 迎えてくれたそうだ。
またまた うんこの話で悪いんだけどな。
オレ おかしくて だまってられないんだ。

あのな 迎えに行った妹に
「母ちゃんさ、 今朝かなり立派なのが出ちゃってさ、 はずかしいんだけど、 施設の人に伝えたんだよ。」
そしたら 担当の男の人が
「まかしときっ!!」 と言って 片付けてくれたんだって。
「これから病院へ行くっていう朝に こんなものしちゃって・・・・」
と言うから 妹が
「なんの お母さん、 こんな日だからこそ へなちょこのうんこをするくらいなら しないほうがいいよ! たいしたもんだよ!」
と 威勢を付けたら とたんにぱっと明るい顔になって
「そうだよね! ”あし”(自分のことを”あし”って言う)もたいしたもんだよね! こんな心配な日に こんなりっぱなものをするんだものね!」
と 言ったんだそうだ。
妹は
「この母は うんこまでも自慢の種にするんだから・・・」
と 思ったと言うんだ。
母ちゃん 仕事の合間の電話で またまた涙を浮かべて 大笑いしてた。
まだまだ ばあちゃんの話題は おかしい話やしみじみした話が つきないんだけど この辺で一度終わりにするな。
またな!!!
Posted by N子 at 15:48│Comments(0)
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