2011年05月01日

死んだらどうなる

今日の語りは 母ちゃんが いつかは語ることになるんだろうな と 何となく思っていたことなんだ。

その いつかは 今日になった。

死んだらどうなる

オレの介護をしているころは そのことに忙殺されていて 母ちゃんの頭の中は 物事を整理する ということができなかった。

考え方も 実際の物もだな。

ところが オレが死んでから 時間と共に変化してきた。

幾日か前までは そんな余裕はなかったけれど 最近は整理をすることに明け暮れている。

だから こんなものや

死んだらどうなる

こんなもの

死んだらどうなる


そして こんなものが見つかったんだ。

死んだらどうなる

狂犬病の予防注射の案内の葉書。

この葉書が来たとき 父ちゃんも母ちゃんも

「今年は ジョーは 注射は無理だな・・・・」

なんて言っていた。 

本当に 必要なくなってしまったな。


死んだらどうなる


頭の中も いろいろなことを 思い巡らすようになってきた。

どうも 一つ 乗り越えたみたいだな。

オレの過去を アメブロで再体験する というリハビリも効果があったと思う。

オレが母ちゃんのそばにいる と言うより 母ちゃんの中にオレが入っている という感じがしている。

母ちゃんと 同化している と いう感じかな。

だから 母ちゃんの胸の中が いつも温かい気がするんだ。

よかったぞ。


死んだらどうなる


そこで 今日の本題に入るぞ。

母ちゃんは 物心ついた頃から  ”人間は 死んだらどうなるのか・・” という疑問を持ち始め 大きくなるに連れて それは膨らんでいったんだ。

まだ小学校に入ったばかりの頃だったと思う。

母ちゃんの家は いつも両親が家にいて仕事をしていた。

それが たまに 二人とも家にいないことがあってな 妹たちがいたかどうか思い出せないんだけど 母ちゃんの記憶の中では 母ちゃんが一人ぼっちだったんだな。

そんなときは 死 というものを考えてしまって どうにもならないほどの孤独感と不安感にさいなまれて じっとしていられなかった。

死んだらどうなる

家の中を 泣きながら歩き回っていたなぁ。

親を待ちわびてな。

あの 薄暗くなった家の中の 静まり返った空気感は忘れられない。

それは 1度だけではなく 何度かあった気がする。

どうして ”死んだらどうなるか” 考えるようになったのかは わからないんだ。

だけど それ以後 母ちゃんの課題として ずっと探求することになったんだ。

幼い頃は そういう疑問は 親に聞くしかないんでな 両親に聞いてみた。

死んだらどうなる

母ちゃんの父ちゃんは  「父ちゃんは 人間が死んだら 何も残らないと思うよ」

と 自分の意見を言ってくれた。

母ちゃんの母ちゃん 今の施設のばあちゃんは 「そういうことは 死んで見なければわからない」

と 言ったと思うんだ。

母ちゃんとしては そのときはそう聞いたけど それでは納得できなかったんだな。

だけど そのまま 疑問を持ち続けて大人になった。

死んだらどうなる

父ちゃんと結婚してから いろいろな本を読んでみたんだ。

母ちゃんにも そういう 本を読むことが出来る時代が あったんだな。

長くなってきたので 今日は この辺で終わりにするけど 

母ちゃんは 最終的に 人間も動物も 魂と呼ばれるもの 言い換えれば エッセンスとでも言うようなものが残る 

という結論に達したんだ。

死んだらどうなる

母ちゃん どこの宗教にも属していないぞ。

いわゆる 霊感 というものも 持ち合わせていない。

だけど そう 結論付けたんだ。

続きは この次 な。 

今日は またな!!!

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Posted by N子 at 22:36│Comments(4)
この記事へのコメント
交通事故で昏睡状態になり2ヶ月後に目覚めた父は、真っ白だったぞ。と、言っていました。
心筋梗塞で、2回心臓が止まって復活した祖父は、えんま様に「あんたはまだ来なくてよい」と帳面に判子を押されたと思ったらお姉ちゃん(私)の顔が見えた。と言っていました。
二人とももう故人ですが。そして、いい意味のほら吹きでしたが。(笑)
私も、何となくだけど「意思」のような物になるのではないかとうっすら感じていますが、
きっとおばあちゃまの言うように「死んでみなくちゃわからない」のかもしれないですね。(笑)
母ちゃんの詳しい見解が楽しみです。
Posted by ema at 2011年05月02日 00:12
emaさん

私は 死ということに対して人一倍興味を持ってきたような気がします。
人間は それぞれが 一生をかけての課題をもっているのだと思いますが 私の場合は どうも そのことだったのかもしれません。

私も 意志 という概念で考えたこともあります。
表現は違っても 「もの」 は同じなのでしょう。

ジョーの死をみとったことが このことを書くきっかけになったのかもしれません。
長編になりそうです。
Posted by ジョー母ジョー母 at 2011年05月02日 13:32
ジョー母さん
久々のコメントになりました。最近の母さんの様子は、本当にたくましく、ジョー君とともに成長しているなぁと感じます。ジョー君は、ジョー母さんと一緒に生きてますね。死んだらどうなるか?確かに死んで見ないとわかりません。私もいつか死ぬんだなぁ??と思うけど、なかなか想像できません。何年か前になくなった父は、私の中ではもう過去の人になってしまいました。母は父の7回忌をしてから死にたいと申しています。それは、母自身のためだな。と感じます。
プースケの予防接種のお知らせ、、、実はまだ届きます、、、、。毎年、、、今年こそはと思いながら、、、過ごしてしまいます、、、、、。
Posted by nanapu at 2011年05月03日 13:52
nanapuさん

この頃は 私の中にしっかりジョーがいるような気がしてきました。
とても 心が充実していて安定しています。
少し前とは 違う気がします。
本当に 良かったです。

私は ずーっと 死んだろどうなるのだろう ということを思い続けてきました。
家族の中でも 変わっている と よく言われてきました。
でも これが私なんですから 仕方ありません。(笑)

昔の女の人は 本当にしっかりしていましたねぇ。
何事も 徹底していましたね。

プースケの予防接種のお知らせ まだ届くのですか?
なかなか 公共機関に 愛犬が死んだことを伝えられないんですよね。
Posted by ジョー母ジョー母 at 2011年05月04日 21:51
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    コメント(4)