グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  
Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年12月22日

復活だぁ~!

あのな オレのおしっこを採るのがな

今夜で 3回目だった。
だいぶ 慣れてきたぞ。

だけど 最初 クダを挿入するときは
母ちゃんもやってきて オレの足を持ち上げて

父ちゃんの介助をするんだ。
だって やることがいっぱいあるんだもの・・・




器具の消毒やら 
生理食塩水を 人肌に暖めるやら

クダに クリームを塗るやら・・・・
いっぱいあるんだ。







だけどな オレ クダが取れてから
いっそう調子が良くなってきたぞ。

「ジョーちゃん クダが取れてよかったんねぇ・・」
「楽そうに 寝てるねぇ・・・」

母ちゃん 夕べは この言葉を
何度言ったか わからない。

「ジョーは クダが取れてから 活力が出てきたぞな」

「やっぱりそう思う?」
「私も そう思うんだ」

「今日は 少しだけど 車椅子で散歩に出られたんだよ!」

そうなんだ!
オレ 今日は 久しぶりに 車椅子散歩に出かけてきたんだ。

母ちゃんな 毎日 車椅子散歩をしていた頃は
”今日が 車椅子散歩が最後になるかもしれない・・・”

なんて思いながら 毎日歩いていたんだ。





見てくれよ。
母ちゃんの 泣き所

オレの腰。
骨と皮に なっちゃった・・・








オレが 気力がなくなってからは
もう 散歩に出るのは 無理だろう・・・

と 思っていた。










だけど 時々 思った。
”少しの距離でもいい 1回だけでもいい ジョーともう一度車椅子散歩に出かけたい・・・”

本当に 短い距離だったけど 
それが 実現した。

庚申様を 通り過ぎて
モモの家の前。

モモが 鳴いてる 鳴いてる・・・・
しばし 立ち止まって モモの存在を確かめる。

「ジョーちゃん 今日はもう おうちへ帰る?」







それを聞いたとたん オレ くるっと向きを変えて
家のほうへ 歩き出した。

自分で 帰ることを決めた。

「ジョーちゃん すごいね!」
「自分のこと わかってるんだね・・・」






家に帰り着いて オレ 満足したぞ。
往復10分の 散歩だった。

うれしくて うれしくてな・・・・ 
幸せだ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 22:34Comments(6)散歩

2010年12月04日

第1コースへ

今日は 久々に第1コースへ散歩にいったんだ。

最近は ちょっと元気がない日が続いていたから
散歩に連れ出すのも 様子を見ながら・・・

と いうところだったんだ。

今朝の排泄散歩も うんこをしないで
すぐ 家に入ってきてしまった。


風も吹いていたし どうしようか・・ と考えていたんだけど
emaさんやemiさんのコメントを読んで

また 病院の先生の話を聞いて
後ろ足が使えなくても 前足だけで動くとしても

おしっこを少しでも外に出すことに
つながるのではないか・・・

と 考えたんだ。

今朝も 母ちゃんが がに股でオレをつるしながら
上下の屈伸運動をしながら 排泄散歩をしてくれた。

365歩のマーチにあわせてな。
それでも うんこは出なかったんだ。

おしっこは もうずっと前から タラタラとしか出ないようになっていた。

それがな 今日 歩き始めて間もなく
車椅子のままで うんこが出たぞ。

だいぶ 車椅子になじんだ証拠だな。

今まで そんなことはなかったからな
母ちゃん 排泄物持ち帰りのグッズを 持たないで出てきてしまったんだ。

慌てて そこいらにあった杉っぱで片付けたんだ。
慌てたものだから 手にもうんこがついてしまってな

今度は 道端にあった草で 手を拭いた。
やれやれ・・・・

そのまま いつもの分かれ道。
オレ 第1コースに直行したぞ。

途中で 母ちゃんが 引き返そうよ・・
と 言ったんだけどな オレ そのまま坂道を進み続けたぞ。

母ちゃん 注意深くオレの足元を観察していた。
どうも 大丈夫げだと判断して そのまま歩かせてくれた。









今までで いちばん上ってきた。
もう すぐそこがオレのうちの畑があるところまで来た。











休み休み 来たんだ。
振り返ってみれば ずい分長い距離を上って来たなぁ・・・

帰りは お楽しみのかけっこだ。
母ちゃん オレについて走るのが真剣で 写真を撮る余裕なんてない。

オレ 最高潮で走ったぞ。
おしっこを 振りまきながらな。

いい気分だった。

またな!!!
  

Posted by N子 at 16:33Comments(2)散歩

2010年11月26日

今日の散歩と署名活動

たまには オレに似合わない
花柄の洋服も 着なくちゃぁな。











今日は 庚申様にお参りしてから 散歩を始めた。
久しぶりだったなぁ・・・










昨日もそうだったんだけど
いつもの分かれ道の所 躊躇しないで

第1コースの方角 そう 畑に通じる坂が続く道だな。
そっちを目指すんだけどな

結局 引き返して 第2コースへ向かうんだ。




チビの母ちゃんが 自家用車でやってきた。

「よかったなぁ・・ 元気そうになって」

「ちょっと ジョーちゃん 無視するんかい?」

母ちゃんが あわてて声をかける。





オレ せっかく言葉をかけてもらったのに
その前を 素通り・・・

「Tさん 悪いんね どうも先を急いでいるみたいなんで・・・」

なんてな
母ちゃん よくわからない言い訳をして オレのあとに続いたんだ。





ところどころで ポーッとたたずんでな
考え事をしてから おもむろに進み始める。










そんなことの繰り返しだから 
ゆっくり ゆっくり 時間が過ぎるんだ。

母ちゃんは オレとの散歩のうれしさを
一歩一歩 踏みしめながら味わっている。







家の横のグレーチングを ヒョイッと越えてな
家に到着!










今日は emiさんのブログで知った話題を
少し 話してみようと思うんだ。

何度も言うけど 
母ちゃん 犬や猫のことをずっと嫌いだったんだ。

だから 犬や猫のことに興味を持たない人たちのことは
よくわかるんだ。

だけど ひとたび俺たちに接してみると その 愛おしさは痛いほどわかるようになる。

そうなると 犬や猫をはじめとする 他の多くの動物のことにも 目を向けるようになるんだ。

今の日本における オレの仲間たちの状況は 恵まれているとは言えない。

むしろ ひどいものだ。

殺処分をされていく犬や猫たちの あのまなざしを見るにつけ 俺たちの純真さを知っているものは 辛くなることだろう。

その状況を どうにかするには 法律の改正をしなければ 始まらない。

そのために心をくだき 働いている人たちがたくさんいるんだ。

その中の一人 渡辺眞子さんのブログ
http://www.mako-w.com/Entry/521/

emiさんのブログで 紹介されていた。

今日 母ちゃんは訪ねてみた。
日ごろ 思っていた事柄が 詳細説明されていた。

どんなふうな組織であるか まだよく知らないけど
2011年「動物愛護及び管理に関する法律」の見直しに関する請願署名 というものがあってな 

とりあえず出来ることとして 母ちゃん それをしようと思っている。

用紙をダウンロードして コピーした。
これを 知り合いに署名してもらって 送ることにする。

協力できる人は 渡辺さんのブログを訪ねてみてくれ。
用紙を送って欲しい人がいたら 母ちゃん 送ると言っている。

連絡してくれな。

またな!!!
  

Posted by N子 at 16:26Comments(8)散歩

2010年11月21日

今日の散歩・いねむり

散歩の話が 毎日続いているんだけど

毎日の散歩 どうしても伝えたくなるんだ。










今日は いつもの分かれ道のところで

少し考えて 第2コースを選んだ。










神社の手前で 引き返して 

途中で 知り合いのおばさんに行き会った。

もう だいぶ家に近くなってから・・・








母ちゃんとおばさんは オレの話が済むと

おばさんのだんなさんの話に移った。

とうとう 二人とも座り込んで話していた。








オレ 静かに待っていたんだ。












暖かくて 気持ちのいい陽気でな
オレ つい いねむりが出ちゃったんだな。











こっくり こっくり・・・・












こっ こっ こっくり・・・・











もういっちょ

こっくり・・・・・

ほらな 気持ちよさそうだろう?








帰ってきたら 姉ちゃんとめいっこが来た。

今日も いい日だった。

またな!!!
  

Posted by N子 at 22:10Comments(8)散歩

2010年11月20日

散歩・昨日と今日


昨日も今日も オレ 散歩に行ったぞ。

足取りは ますます力強いんだ。
オレ 自分でも感心する。

だけど 距離は 少ないんだな。
母ちゃんが 途中で大騒ぎをするんだ。





「ジョーちゃん もう おうちへ帰るよ」
「そんなに歩いちゃ 足がだめになっちゃう・・」

わずかな距離でも オレ 休み休み歩く。
本当に 気持ちがいいんだ。

昨日は 第2コース。
途中までな。






いつも寄らせてもらう じいさんとばあさんの家にも 久しぶりに寄った。
道路を歩いていたら ばあさんが庭にいて

「ぼう (坊やの略)! よってけや!」

と 呼んでくれたんで しばらく寄って 
母ちゃんが世間話をするのを そばで聞いて待っていた。





こっちは じいさんだ。
わざわざ庭まで下りてきて オレをなでてくれた。

「ぼう よく来たな よかったな・・・」

そのあと 少し歩いて 引き返して帰ってきた。






今日のコースは 母ちゃんの提案で
「なつかしい道」http://jyokaisou.gunmablog.net/e112824.htmlでオレが語った

あの 山へ続く道に行ってみたんだ。
途中まで行ったけど 下り坂で狭く 片方はがけの道。







こりゃぁ だめだな・・・
母ちゃん 無理だとわかって オレの向きを変えた。

「ジョーちゃん ごめんね これじゃぁ危なくって」
「帰り道は 急なのぼり坂になっちゃう 無理みたい・・」

(これと下の 2枚の写真は 
がに股散歩で 行ったときの写真だぞ。)




今考えると 母ちゃん がに股散歩で
よく あそこまで行ったものだなぁ・・・

そのあと 少し歩いて 家に帰ってきた。
オレ 充分満足だ。







今日は めずらしく 父ちゃんと母ちゃんが
二人そろって 夕方から出かけた。

母ちゃんは 2時間くらいで帰ってきたけど
父ちゃんは 飲み会なんだと。

なんだか とっても楽しかった・・・
って 母ちゃんが言っている。


これについても そのうち オレが語ることになるかもしれないな。

またな!!!
  

Posted by N子 at 22:01Comments(2)散歩

2010年11月18日

今日の散歩

オレ 毎日の散歩を 心待ちにするようになった。

今日も 出かけるときは
スタート前の競馬馬みたいだったぞ。

今日は 第1コース。
おとといと同じ所まで 歩いてきた。

一歩一歩 踏みしめるように 進んだぞ。



あれ? 
何か いるぞ・・・・

集中して・・・・
この 反応は オレが元気な頃と同じ反応。

抜き足 差し足・・・・








なんだ 枯葉か・・・













大きいから 小動物と間違ってしまった。














Tちゃんちの畑の前で しばらく休んだ。

それから 一気に 坂をかけって下った。
オレ ますます絶好調だぞ!

帰ってきたら ちょうど父ちゃんが庭にいてな

「すごいね ジョーちゃん!」
「普通に歩いているねぇ」

母ちゃん うれしそうに
「今日も 坂を走って下りてきたんだよ!」


またな!!!
  

Posted by N子 at 20:50Comments(6)散歩

2010年11月16日

今日の散歩

オレ 今日は絶好調でな
もう 行くことはない・・・

と 思っていた 第1コースを歩いたぞ。

まだ オレが自分で歩ける頃
母ちゃんが 甥っ子やめいっこをおぶって歩くときは

坂がきついので 別の平らなコースを歩いた。
それが 第2コースだったわけだ。

坂がずっと続くので 前回 第1コースを挑戦したときは 
いくらも行かないで 引き返してしまった。

だけど 今日は かなりのぼったぞ。

今日は もう最初から オレ鼻息が荒くってな
クツもはかない リードもしないうちに歩き出したんだ。

道路に出ると すぐに土手があってあぶないので
母ちゃんが あわてて車椅子を押さえて 引き戻したんだ。

まるで レース前の競馬馬 みたいだな。

準備して レッツゴー!
の 合図と共に オレ 走ったぞ。

母ちゃん ついてくるのが真剣だった。

「あれ? ジョーちゃん そっちは坂道だよ・・」

一度 引き返しているので 母ちゃんがつぶやいた。
オレ そんなの聞かずに どんどん坂を進んだ。









堀の水が 勢いよく流れていた。
しばらく 眺めていたんだ。

母ちゃんと 毎日のように歩いた坂道。
なつかしい 道。

時々 足を止めて 物思いにふけったり
足を休めたり・・・

そして 進んだ。



向うに見える 田んぼの土手は
父ちゃんとの散歩のとき 出くわした 3頭の鹿が立っていた土手だ。

「ジョーちゃん なつかしいねぇ・・・」










もう この辺に来たときは
母ちゃんの目が うるんできていた。

母ちゃん この頃 涙もろくなっている。

オレ さらに進んだ。

一歩一歩 踏みしめるように 進んだ。
母ちゃんは なつかしい・・ を連発していた。




よく 畑仕事の合間に オレと母ちゃんに声をかけてくれた 近所のおばさんもいた。
道路まで出てきて オレをなでてくれた。

「おぉ おぉ よかったなぁ・・・」
なんてな。









この辺に来たら 母ちゃんの涙は
目玉にとどまっていられずに 流れていた。

「Tちゃん(畑にいたおばさん) ここまで来られたよ・・」
「私 泣いちゃった。」

「なんで?」

「だって なつかしくってさぁ・・・」




この先に 母ちゃんがジャガイモを作った畑がある。
畑に行くときは 車で 向うの道を通る。

だから こっちの道は 本当に久しぶりだ。

帰りはオレ 坂道を力強く走って下った。
母ちゃん これまた 真剣で走った。

そのあと まだ歩きたいオレは
強引に 家のほうに向けられて 帰ってきた。


庚申様の前も 一目散に走り抜けてな。






またな!!!
  

Posted by N子 at 16:54Comments(6)散歩

2010年11月12日

わたしにも貸して~

デジカメな ブログを見た兄ちゃんの奥さんが
私でよかったらヤマダ電機に持って行きます・・・

と 言ってくれたので 
兄ちゃんに預かって持っていってもらったんだ。

そしたら 結局兄ちゃんが直してくれた。

だから今日は ほやほやの写真だぞ。


めいっこがな オレの車椅子を 貸せって言うんだ。
オレの車椅子なのに でかい態度で使ってな










オレが使いたいから 貸せって言うと
「ちょっとだけ 使っていいよ・・」










なんてな。
いい気なもんだ。











リヤカーみたいに引き回して
バックオーライ・・・  なんてな。











そのあと 高崎へ帰っていった・・・












さっそく オレ 母ちゃんと散歩に出かけたんだ。
天気はいいし ワクワクしたぞ。












ここは モモの家だ。
モモがいるかなー?













以前のように そこいらの臭いもかいだ。

「ジョー君 よかったなぁ・・・」
なんて 行き会う人に言われたり









母ちゃんも うれしそうでな
オレも うれしくなるんだな。


膀胱炎も 薬を飲み始めたので
夕べは ぐっすり眠れたんだ。

昼間は 相変わらず鳴くんだ。
常に誰かがいないとな

寂しいんだな。


またな!!!
  
タグ :今日の散歩

Posted by N子 at 18:46Comments(11)散歩

2010年11月06日

リアルタイムで

今日は 穏やかで暖かい
絶好の散歩日和だったな。

行ったんだ・・・ オレ
散歩にさ。

とうとう 本物の散歩が復活したぞ!

そしてな デジカメは相変わらずまだ直していないんだ。
だけど 母ちゃん 今朝ハッと気づいた。



兄ちゃんのカメラが ひょっとしたら車の中にあるかもしれない・・・

案の定 いいのが入っていた。
オレの散歩のときだけ ちょっと借りることにした。

だから 今日の画像は 今日のオレだぞ。

どうだい・・・
はつらつとしているだろう?



母ちゃんも 運動靴をはいてな。
もう 半年以上はいていない運動靴。

こうしてみると だいぶ年季が入っているな。
どこに行くにも この運動靴だった。

また こうしてはけるときが来るとは・・・

オレ 今日は何だか予感がしていた。
きっとまた 車椅子に乗せてもらえる・・・

ってな。


転んだりする前に 止められるように
今日は 首輪とリードをつけたぞ。

さーて・・母ちゃんが リードを持ったとたん
オレ 歩き出したんだ。

すぐに いつもの ヤツがいた。
小柄なんだけど 親でな 子供がいるんだ。





ヤツは いきなりでびっくりしたんだな
「ウーッッ・・」 と威嚇の声をあげていて少しも動かない。

母ちゃんが 小石を投げて やっとどいてもらった。

オレ 動じなかった。
母ちゃんが ほめてくれた。






グレーチングを超えて あっという間に
庚申様のところまで来てしまったぞ。

そのあとは かつて歩いたおなじみの道。
坂が少ない 第2コースを進んで 

いつも寄らせてもらう
じいさんとばあさんがいる家まで 行ってみた。





じいさんばあさんは 母ちゃんと同じように
二人して喜んでくれた。










今日は土曜日なので 途中にも人が出ていてな
母ちゃん 一人ひとりに声をかけていた。

「ジョーが膀胱炎が治ったら 車椅子で歩くようになったんだよ」
「車椅子で 今日はじめてこんなほうまで来られたんさ・・」

みんな 
「そりゃぁ よかったねぇ!」

と 喜んでくれた。

モモの父ちゃん ペスの父ちゃん 父ちゃんの同級生 そうだ あのチビの母ちゃんもいたな。

みんな 喜んでくれた。

帰りは三叉路で オレ止まってしまった。
「まだ帰りたくないぞ・・・」

ってな。
首輪を引っ張られたけど しばらくがんばったんだ。

そのうち 母ちゃんが黄色い声を出し始めたんで
しぶしぶ 言うことを聞いたんだ。




まもなく 例のグレーチングに差し掛かった。
ヒョイッと超えて 家まで来た。

帰ってきてみれば 
疲れたなぁ・・・

今日も いい日だったぞ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 15:29Comments(6)散歩

2010年09月20日

母ちゃん 寂しそうなんだ

実を言うとな 涼しくなってきてから
何度か 車椅子に乗ったんだ。

だけど・・・

気が進まなくってな
すぐ 玄関に向かってきてしまっていた。

母ちゃん あれこれ工夫して
オレを 散歩に連れ出そうとした。




一度は かつてオレが夢中になった
ボールを使って 歩かせようとした。

目の前を ボールが転がると
本能が呼び起こされると言うのか

ボールを追って 少し歩く。

でも 2~3度すると もう気力が途絶えてしまう。
そして 玄関へ・・・


一度は 一人で玄関へ向かって
段差を上がるとき ひっくり返ってしまったんだ。

あの時は オレも母ちゃんも
びっくりしたなぁ・・・







今日も 母ちゃん オレを外に連れ出した。
車椅子に 乗せてみた。

向こうのほうに ボールが見えるだろう?
でも オレ ボール作戦にのらなかった。

そのあと 道路のほうに誘って おいでをした。
オレ ちょっと進んだ。

だけど その先へは 頑として進まなかった。

母ちゃん 車椅子を引っ張って
進ませようとした。

オレ 後ろに体重をかけて 逆らった。

乗り心地は 悪くない。
気力がわかないだけだ。

母ちゃん あきらめて 玄関のほうへ
車椅子を 向けてくれた。

オレは とっとと家の中をめがけて
進んだ。

母ちゃん あわてて車椅子から降ろしてくれた。

とっても 寂しそうな顔をしてな。

この目つきは 散歩に行けない・・
と 訴えたときと同じ目つきなんだ。
http://jyokaisou.gunmablog.net/e88355.html




近頃 オレ 認知力がかなり落ちている。
そして 動くことがおっくうになってきている。

排泄も 近くを歩いて済ませる。

兄ちゃんが 母ちゃんに言っていた。

「ジョーは 時々 俺のことがわからない顔つきをする・・」

この頃は また ふっと寂しさが襲う。
どうしていいか わからなくなる。


さっきも 宙を見つめて
ヒーッ・・ と声を出したら

「ジョーちゃん お母さんここにいるよ」

と言って
母ちゃんが 横におっ付いてくれた。

そうすると オレ 安心して
横になって眠れるんだ。

夜は ベッドに連れて行ってもらうんだけど
すぐまた寂しくなって

父ちゃんや母ちゃんがいる居間に
戻ってきてしまう。

食欲は旺盛だし 排泄も順調だ。
だけど 人間で言えば90歳という年齢。

おっくうが 先にたつようになったって
仕方がないだろう?

母ちゃんには悪いけど
オレも 歳をとった。

もう なるべく 動かない生活をしたいんだ・・・


またな!!! 
  

Posted by N子 at 21:12Comments(16)散歩

2010年08月27日

甥っ子と散歩

この頃は まだ歩けなかったんだけど

最近 歩けるようになった甥っ子。












昨日は 午後は 母ちゃんとオレとで

子守をすることになったんだ。












オレの 排泄散歩に

思い切って連れ出した。

「ジョーちゃんと ばあちゃんの
そばから 離れちゃだめだよ!」

よーく 言い聞かせて連れ出した。





「ほら! そんなに早く行っちゃだめだよ!!」

と言うと 最初は止まって待っていた。

そのうち 母ちゃんがつなぐ手を振り払って


てくてく どんどん歩いて

進んでしまうようになってな

いくら 車が来ない道だといっても

保障は出来ないんでな





オレも 母ちゃんも 冷や汗をかいたんだ。

オレも そんなに早くは歩けないし・・・









オレの後ろ足のつり手を 引っ張って

甥っ子に近づいて 

その腕を がっしりつかんだ。

ギャアギャア騒いで いやがって

”こりゃあl 大変なことになったぞ・・”
と 二人で思ったとき

(この辺は 写真どころじゃなかったんだ。)

坂道を上って来る 奥さんの車の

音がした。


(これと次の2枚は 奥さんが来て
ほっとしたあとの様子)

(上に見えるのは 奥さんの足元)






あぁ・・ やれやれ・・・



またな!!!




ところで れんこさん どこへ行った?
  

Posted by N子 at 14:15Comments(4)散歩

2010年08月01日

分かれ道まで

新しいクツが来てから 足がすれる心配がないので
母ちゃん 気楽に歩くようになった。

おとといの
盛りだくさんだった日にな










オレ ほんとにしばらくぶりに
第1コースと第2コースの 分かれ道まで

行ったんだ。










途中で 近所のネコが 
オレのほうを じっと見ていた。

小さくて 見ずらいかな?
オレの 目線の先に

黒いのが まるまっているだろう?
こいつ 年中 オレの家の庭に来ている。

もう オレが 追いかけられないことを知っていて
のんきなものだ。



その先へ行くと 散歩のたびに
母ちゃんが 声をかけていた

チビ がいた。

もう 半年くらい 会ってなかったかも・・








相変わらず ひょうきんな顔をしてるな。

チビの家の前を 通り過ぎると
道が T字路になっている。

左に行くと 第1コース。
うちの 畑のほう。





右に行くと 第2コース。
よく 甥っ子や「めいっこを おんぶして


母ちゃん オレを引いて 歩いたコースだ。







左に進む。

この坂の上に ペスの家がある。
吠えてる吠えてる・・

相変わらずだな。




「ジョーちゃん ココちゃんがいるよ!」


第2コースの 方角に
仲良しの ココ がいた。

第1コースを 引き返して
第2コース方面に進んだ。

なつかしい ココがいたんだ。





ココも オレを忘れていない。
あいさつをした。

散歩は こういうことがあるから いいなぁ。




家を 開けっ放しで 出てきた。
そろそろ 帰らなければ・・・

いつものパターンが 始まった。

「ジョーちゃん そろそろお家へ帰るよ・・」

オレ 力を入れて さらに進もうとする。

「ほら また始まった・・」
「もうだめだよ 帰るんだよ。」

オレ 言うこと聞かない。





「じゃぁ お母さん 帰っちゃうよ・・」
「ジョーちゃん 一人でそこにいな。」

おきざりだ・・





車の陰から 母ちゃんがのぞく・・・



やっぱり オレ 必死で追いかける。

素直に 帰る・・・・



楽しかったぞ!






またな!!!
  

Posted by N子 at 08:51Comments(8)散歩

2010年07月28日

新しい靴で

母ちゃんな また言うんだ


「ジョーちゃんって・・・・」










「どうしてそんなに かわいいの?」













昨日も 新しい靴で 外に出たんだけど

ちょっとだけだったんだ。









今朝は 6時前に起きてな

新しい靴で 出かけたぞ。


これは 靴の裏側が見えている。

いつもこうなる。







三叉路を 右へ行くと 庚申様の方

左へ行くと この間行った 山に続く道





これではわからないけど



左へ 大きく戻るように来ると

家の周りを 一周するコースになるんだ。











じいちゃんのお墓のそばに来ると

物思いにふける・・・










庭の 植木の中で ホッとな。













靴は 脱げずに 切れずに

完璧だった。

汚れちゃったけどな。

洗えば すぐ乾く。






スイカだ。




これが






こうなって・・・













これが












こうなったぞ!

直径15センチ












すごいスピードだ。
  

Posted by N子 at 10:23Comments(8)散歩

2010年07月23日

なつかしい道

これ 散歩に行く前のオレ。
準備を済ませて 母ちゃんを待っている。













何となく 怠惰な感じだな。
この 手先がな・・・・・




毎日の排泄
母ちゃん 行く先を オレにまかせてくれる。

ほとんどが この間話した
庚申様の方向と じいちゃんのお墓につながっている

家の周りを 一周するコースだった。

だけど 昨日は いつもの三叉路を
別の方角に向かったんだ。

その道は オレが元気な頃
毎日 母ちゃんと歩いた

山に向かって 続いている道なんだ。

「あれ? なにジョーちゃん 今日はこっちに行くの?」

母ちゃんも いつもと違うコースに 
ちょっと たまげたんだな。

「よーし! 行けるところまで 行ってみよう!」






準備はできている。

ほらな・・・・

今日は 写真がたくさんだな。




家が2軒あってな
その前を通りすぎて お墓を通り過ぎると

草でおおわれた あの なつかしい道が
現れる。

オレも母ちゃんも なつかしさで いっぱいになった。





この道を進むと 父ちゃんが作った 小さな橋があるんだ。







その手前の 小さい川原で
 
今のような暑い時期


オレ よく水を飲んだっけなぁ。









オレ 笑っているんだけど
わかるかなぁ・・・・

これも










これも


笑っているんだ。

なつかしくて うれしくてなぁ・・・・・

だけど 母ちゃん オレをつるすのが
限界になってきた。

「ジョーちゃん 気持ちはわかるけど・・」
「もう かえろ・・・」

オレ 無視していた。
もうしばらく ここにいたかったんだ。

母ちゃん しばらく いさせてくれようとした。

だけど やぶっ蚊がワンワン出てきてな
とても いられないと思ったんだな。

「ジョーちゃん だめだ 蚊にくわれちゃうよ」

それも無視していたら 
おどしをかけられた。

「じゃぁ お母さん行っちゃうよ!」
「ジョーちゃん 一人でそこにいな!」

おきざりにされる。

それでも 動かなかったんだ。
そこに いたかった・・・

母ちゃんは 蚊が あまりにもすごいので
かわいそうとは思ったんだけど

後ろ足のひもを 無理やり引っ張って
帰る方向に オレを向けた。

そのあとは とんとん拍子に 家まで帰ってきた。


家に帰って ホッとする。



二人とも なつかしくて うれしくて
いつまでも 余韻が残っていたんだ。







まもなく 甥っ子がやってきた。















「よく来たな・・・・・」














「ジョーたん イイコ・・・」







またな!!!
  

Posted by N子 at 09:20Comments(6)散歩

2010年03月02日

泣くな 母ちゃん

前にも話したけどな。
父ちゃんと母ちゃん 仲がいいんだ。

いろんなことを話し合っている。

だけど 長い間の経験で 
”父ちゃんが 仕事のことで頭がいっぱいのときは 話しても 届かないことがある。”

ってことを 知っている。

父ちゃんも兄ちゃんも ここのところずっと そういう状態なんだ。
オレの話も 一通りは話したけれど 深くは話していないんだ。

そこで 母ちゃんはな オレの語りを聞きに来てくれる人に 聞いてもらおうと思っている。
みんなに 甘えようと思っているんだ。

みんな!
そんな訳だから 頼むな!

昨日の散歩はな 最初はいい調子で歩いたんだ。
いつものことだけど 半分くらい歩くと そろそろ よろよろして来るんだ。

マッサージをしたり 休んだりしながら
ゆっくりゆっくり 歩くんだけどな。

昨日は あと4分の1くらいの所へ来たら 何をしても進まなくなってしまったんだ。
いつもの足が 曲がったまま動かない。

オレ 必死で前に進もうと思うんだけどな 3本の足ではグルグル廻るだけで 進まないんだ。
足の裏は 上を向いてしまってな。
足の甲のほうが アスファルトで すれてしまって血が出てくるんだな。

いよいよ駄目だと思った母ちゃんは 今回は本気で オレをおんぶする気になった。

ジョーママさんが 30キロ以上もある 老犬のコロをおぶった話を聞いて 自分もできる!
と思ったんだな。

この間と同じだ。
オレの前にひざまずいて オレをおんぶしようと いろいろやり始めた。

オレ このときも 何をしようとしているのかわからなかった。
だけど 母ちゃん 今度は本気だから 何か気合を入れながら すったもんだやっていた。

オレは 足を引きずりながら 逃げ回ったんだ。
おんぶは やだよ・・・・・

歩くと アスファルトにこすれて 爪の上から血が出てくるし。
しばらくそこで 立ち止まって

”ここへジョーをつないでおいて 家に車を取りに行くか・・・”
なんて考えたりしていた。

だけど 足から血が出ていようが オレは歩き始めちゃったんだ。
母ちゃん あわてて こすらなくても済むように 後ろからオレの足を持ち上げて 歩いたりもしたな。

必死で歩く オレを見て 母ちゃん思った。
”ここまでしても この子は歩きたいのか!”

自然に涙が出てきたんだ。
一心で歩く姿に 心をうたれたんだ。

結局 5mくらい歩くと マッサージ。
その繰り返しで やっと家に着いた。

聞いてくれて ありがとう。
またな!!!
  

Posted by N子 at 20:06Comments(10)散歩