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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2022年09月12日

おふくろの挑戦

突然の投稿になってしまうなぁ。 オレ ボクサー犬ジョーだよ。


くしくも 今日はこのブログを始めてから丸13年という 記念日だった。
オレが天国へ行ってから 11年と半年・・・ そうなんだ オレ 東北の震災の年に死んだんだ。


その当時 おふくろは ここに来てくれた人たちに ずいぶん支えてもらったものだ。
そのころのおふくろは まだ50代だったけど 今では もう70歳になっている。


まったくなぁ 月日は流れているんだなぁ。 その間 おふくろは 挑戦を始めてな
今は カウンセラーとして活動しているんだ。


今年は ホームページを立ち上げてな リモートでカウンセリングをしているんだ。
「のぶ子の部屋」


どうして カウンセラーを目指したのかっていうと
オレのことが発端でな 弱い動物たちや 幼い子供たちが痛めつけられていることを知ってな


自分にできることをしようと考えたんだな。
60歳を過ぎてからの挑戦だったから おおごとをしたけれど 虐待をどうにかするために という思いで始めたことだからな 


そのことを思い返しては つらいときを乗り越えたんだ。
そうして やっとこ 「全国心理業連合会」 というところの カウンセラーの資格を取った。


今 時代は混とんとしている。 人と人との距離が 遠くなっている。
こんな時 人間は 心が不安定になるものだ。 何か よりどころが欲しいものだ。


オレは このブログ もう 綴っていくことはないと思っていたけれど
今のおふくろの活動を通じて オレが話せることを 話していこうと思っている。


だってな オレもおふくろも知っているもの 
ネットを通じて結ぶことができる 人と人との信頼関係があるってことをな。
おふくろ 今までのネットでの活動を通じて たくさんの絆を結んできたもの。


実際に Zoomでカウンセリングも成立している。 今までのカウンセリングの学びの場でも 数多くの心の交流もしてきている。
それに 何より ここでの体験は忘れられない心の交流の体験だった。


どれほどここで助けられたか はかり知れないんだ。 今思い返しても胸がいっぱいになる。
今の時代は リアルでの交流が限られているから こういうツールを使ってつながることが 大きな力になることは間違いないと思うんだ。


おそらく それほど頻繁には オレ話ができないと思うけれど ここに来てくれる人たちの心に届くような話をしていきたいと思っている。
だから よろしくな。


最後に おふくろが始めたYouTubeを紹介しておくぞ。
「生きづらい人へ・1」


この動画は 1からずっと続いていてな まだ おふくろは撮り続けているんだ。
どうも 30回近くまで続きそうなんだなぁ。


誰かの役に立てればいいなぁ。
最後に


幼い魂や 弱い動物たちが 痛めつけられない世の中になりますように

弱いものを傷つけることで 自分を保たなければならない人間たちの心が

安らかになりますように 心から祈る
  

Posted by N子 at 09:40Comments(0)家族

2011年05月11日

ばあちゃん


昨日 姉ちゃんがめいっこを迎えに来てな 今日は 甥っ子が来て 母ちゃんが子守をしたんだ。



寒かったので めいっこが小さい頃着ていた 赤いジャンパーを着せられているな。



母ちゃんと オレの墓参りに来てくれた。

今日みたいな寒い日に 水悪さをしてズボンをぬらして めいっこのズボンをはかされている。



似合うというか 似合わないというか・・・



当然のことながら ばあちゃんは 母ちゃんの姑だな。

今 89歳で 今年の誕生日には 90歳になるんだ。

母ちゃんが この家に来てからまる36年の付き合いになる。



スーパーばあちゃんでな いまだに電気の4輪車に乗って畑に行くんだ。

すごいぞなぁ。

だけど じいちゃんが死んでから だいぶ衰えてきたなぁ。

コタツにいることが 多くなってきているもの。

母ちゃん つくづく思うんだ。

自分にとって 切っても切れない間柄の人って 自分が持っていないものを持っているものだなぁ・・  とな。



特に 義理の間柄のばあちゃんは 母ちゃんとはまったく違う要素を持った人間なんだ。

言い換えれば 母ちゃんが育った家と 父ちゃんが育った家とでは まったく正反対の家風だったんだ。

その代表格が ばあちゃんなのかもしれないなぁ。

母ちゃん ばあちゃんには たくさん教わってきた。

うどん打ちや そば打ち そのほか田舎の料理を 知らず知らずのうちに教わってきた。

そして 一番大きなことが どんなことでも黙々と毎日続けることの 力強さ・・・ 尊さ・・・

そのことを 見せてもらった。



何でもすぐ あきらめてしまう母ちゃんからしてみると 逆立ちしてもまねできない と 思ってきた。

こりゃぁ こまったぞ と 思いながらきたんだけど あるとき 

”なにもまねをしなくてもいいんだ” と 思えたときがあってな それからは 自分流でいけばいいんだ と思うようになった。

そしたら 何だか自信が湧いてきて 気持ちも楽になったんだ。

そして今 母ちゃんも 物事を黙々と続けることの大きな力を感じている。

嫁と姑の仲だからな うまくいくときばかりじゃぁなかったけどな 36年も一つ屋根の下で暮らしていると お互い影響は与え合うことになるな。

そして この家を支えてきた同士としての思いは 共有しているんだ。

母ちゃんが この家に来たばかりの頃は 右も左もわからなくてな ばあちゃんにずい分面倒を見てもらったんだ。

母ちゃん 若かったし なーんにも知らなかったからな。



そして 今は 母ちゃんが そのときのばあちゃんの年齢に達して ばあちゃんの面倒を見る立場になってきた。

こうやって 共に暮らすことが いいか悪いかはわからない。

だけど 母ちゃんは この道を選んだんだ。

父ちゃんの意思にあわせた と 表面上は言えるかもしれないけど 結局は自分で選んでここにいるんだ。

誰のせいでもない。

それならば 36年もの長い間 自分の生きてきたこの場所が 自分にとって最高の環境だったと思いたいものな。

少しくらい熱があっても 家族のために 日々の暮らしを続けるために 黙々と業をこなす。

ばあちゃんは 母ちゃんが持ち合わせていなかった 大きなことを見せてくれた。

母ちゃんは 長い間の暮らしの中で そのことを知らず知らずのうちに習得してきた。

それぞれが育ってきた環境の違いを はじめは違和感を持って見ているものだけど 長い間には 自分にない見習うべきことがたくさんあることに 気づいて来るんだ。

そうやって 幅の広い人間になっていくんだろうな。



母ちゃんは そういう自分になれて 本当に良かったと思っている。

この家に来て じいちゃんとばあちゃんと暮らしてきたから 自分は良かった と思えるわけだ。

どっちがいいとか悪いとかじゃぁなくて 今の自分が完璧な状態なんだ という意味づけをすると 大切な人生を送っているという感覚を持って 生きて行くことが出来るぞ。

いつもばあちゃんのそばで寝ていたオレが死んで ばあちゃんは 

「何だか いやでさ・・・」

と 言っていた。

オレのことを ただ一人 「ジョーさん」 と 呼んでくれたばあちゃんは 今 衰えていく心細さを抱えているんだろうな。

鋼鉄のように思えた ばあちゃんの心も体も 老いていくことには逆らえないんだなぁ。

これからは そのことが 母ちゃんの正念場だな。

オレは いつでも 母ちゃんと共にいる。

母ちゃんの 力として 共にいる。


この次はいよいよ 「死んだらどうなる・最終章」 になるぞ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 23:09Comments(4)家族

2011年05月09日

「うんち見る?」

姉ちゃんは 自分の子どもであるめいっこに できる限りなんでも見せて育てている。

母ちゃんにしてみると えー? そんなものも見せるの?

っていうことが たくさんある。



まだオムツをしている小さい頃  

「あーちゃん うんち見る?」  と めいっこに聞いていたので 母ちゃん驚いたんだ。

自分が子育てをしている頃には 思いもつかない話だったからな。



そうに聞くと めいっこは  「うん・・」  と答えて 自分のうんこを見るんだ。

「いい色をしているねぇ・・・」

なんてな。

最近では 妹の出産に立ち会ったんだぞ。



分娩室へ一緒に入って 赤ん坊が産まれる瞬間をパパとママと共有したんだ。

母ちゃん ビデオを見せてもらってぶったまげた。

姉ちゃんが お産の瞬間のときには ベッドに上がりこんで 姉ちゃんの顔の横に陣取って その成り行きを見届けた。

「ママ がんばれ がんばれ!」   ってな。

静かに進んだ お産だったけど 何とも言えない感動を届けてくれるお産だった。

「いいお産だったねぇ・・・」

婦長さんの言葉が 耳に残った。

そして 一番最近に見せたことは オレの最期の瞬間だ。



母ちゃんが泣いていると

「ばあちゃん 大丈夫?  あーちゃんがついているから大丈夫だよ」

なんて言いながら 母ちゃんを気遣う心配りもしたんだ。

オレの最期のことについては まだよく理解できていない風なんだけど・・・

オレが死んだ次の日に 高崎に帰って間もなく大雨が降った。

空を見上げながら

「ジョーちゃん 雨が降っているから まだお星様になれないよね・・」

そのあと オレの墓参りをしながら



「ジョーちゃん もう そろそろお墓から出てくればいいのにね・・」

(ちょっとニュアンスが違うかもしれない・・・ けど 確かこんな内容だったと思う)

オレが 9歳の頃からの3年間の付き合いだから けっこう親密な付き合いだった。

いろんなものを見せるってことが いいかどうかではないんだな。

見せれば見せたで 小さいうちはフォローが必要だものな。



自分の排泄物を見せる っていうことは いろんな意味があることになるな。

見せることによって 自分の健康管理につながることになるものな。 

そして 排泄物だろうが何だろうがよく観察する事で 人のものも含めて自分の体から出る当たり前のものとして うんこというものを自覚する。

このことは ずい分大きな意味があるような気がするんだ。

生死に立ち会う ということも同じだな。



特に お産に立ちあったときは 地震の次の日だったから そのショックもあったので 3歳の子どもが受ける出来事としてはどれほどのものだったか・・・・

母ちゃん そうも思ったけど めいっこは 立派に通り過ぎた。

どんなことでもできる限りわかるように 丁寧に説明する姉ちゃんだから 母ちゃん 心配はしていなかったけど

及ばずながら 一生懸命フォローはしたぞ。

そして今めいっこは 妹の誕生でママを独り占めできなくなってしまった。

妹のことは大切なんだけど ・・・

兄ちゃん 姉ちゃんの立場であれば 誰もが通る道だな。

めいっこも 今 その立場を受け入れている段階なんだ。

父ちゃんと母ちゃんに大事にされて 昨日からオレの家に泊まっている。

自分から言い出してな。

いろいろなカラーの人間と接する事で 子どもの幅が広がっていくんだろうな。

とにかく 母ちゃんには考えもつかない姉ちゃんの子育てなんでな みんなに話したかったんだ。




ばあちゃん 姉さんかぶりが取れてるぞ! 


小さな子どものいるママたち 子育ては大変だな。

姉ちゃんだって 怒ったり 一緒に遊んだり 試行錯誤の毎日だ。

だけど 限られた期間の創作活動だ。

がんばれな!



これは 草むしりを 手伝っているんだな。

今日は 母ちゃんが 兄ちゃんの家に連れて行って 甥っ子と一緒に遊ばせたんだ。



これ 二人がちょっと険悪なムードのとき。

一緒に遊べることが うれしいくせに すぐけんかをする。




オレの語りの一区切りについて 実際の所どういう風になるのか母ちゃんにもわからないんだな。

オレが死んでしまうまでは なくてはならなかったものだった。

オレとの暮らしが 何倍にも大切で幸せなものになるのに 必要なものだった。

だけど オレがいなくなってしまってから その柱がなくなってしまった感じなのかなぁ。

語りのどんな内容も ふ抜けたものに感じてしまうんだ。


少し 様子を見ながら行ってみようと思っている。

この先 語りたいときに語る ということができるかどうか な。

人間の心というものは めんどうくさいものだなぁ。

やってみなければ 自分でもわからないというんだからなぁ。

あと一つ ばあちゃんについて語ろうと思っている。

このつぎな。


またな!!!
  

Posted by N子 at 17:11Comments(2)家族

2011年05月07日

一輪車

今日は 連休中に来た 東京の兄ちゃん親子が 一輪車の練習をした様子を話したいと思うんだ。

めいっこ姉妹。



姉ちゃんのほうは 何メートルか進める程度で 妹のほうは まったく進めない状態で練習に入った。

間もなく 姉ちゃんは庭を何週もできるほど 上達したぞ。



妹も 数メートル進めるようになった。

おかしかったのが 兄ちゃんの一輪車乗り。

母ちゃん 家の中から見ていて おかしくて・・・



その後姿を 連写してしまったんだ。



兄ちゃんの子どもである めいっこは

「あのねぇ パパがねぇ きんたまが痛い・・・  って言いながら 乗ったんだよ・・」

なんて言うんだ。



後で聞いたら 「子供用の一輪車だから 乗りずらくて」 ということだった。

まったく おかしい話が 山盛りだった。



夜は 東京の兄ちゃんファミリーと その友達夫婦。

それに すぐ上の兄ちゃんファミリーや その友達ファミリー と 大勢集まって 飲み会 食事会をしたんだ。

楽しかったろうなぁ。





それから 「あのな・・」 について 温かいコメントをありがとう。

実を言うと 母ちゃん 昨日は午前中ずっと泣いていたんだ。

一区切りが 寂しくってなぁ。

宗次朗のオカリナのCDを聞きながら (今では このCDがオレのテーマ曲みたいになっている) 一人で泣いていた。



オレの語りに来てくれている人たちのハンドルネームを 思い浮かべて ずっと応援してくれてきたことへの 感謝の気持ちが湧いてきてな ありがたさに胸がいっぱいになったんだ。

みんながいてくれたから オレも母ちゃんもこの1年8ヶ月を 乗り越えることが出来た。

うそじゃない。

この語りの場がなかったら もう介護の時点でくずれていたかもしれない。



母ちゃんが オレに対して 悔いのない介護が出来たのも 大往生で送ることが出来たのも 喪失感から解放されたのも みんな この場所へ来てくれた人達の 温かい応援のお陰だ。

何度も言うけど 何の気なしにはじめたこのブログが これほどの力を持つことになるとは まったくもって 思いもしなかったんだ。

母ちゃんにとって すごいぞ この力。



あのな 振り返ってみると この1年8ヶ月は思った以上に重い期間だった。

父ちゃんと母ちゃんにとって 特に母ちゃんにとって 必死で過ごしてきた日々だった。

毎日すがるように この語りの場に向かっていた。

生活の一部になってしまっていた。

だから それから脱却したいんだと思うんだ。



「あのな・・」 を語った時点では わからなかったんだけど 母ちゃんの中でのこの語りの占める割合を 少なくしたいと思ったんだと思う。

だけど そのことがとてつもなく辛いことになってきている。

そもそも それがおかしいものな。

ここいらで そのパターンを変えたいと思ったんだな。

だから 一区切り という表現をしたんだ。



どうも・・・・  長くなってしまう。

続きは 今度。

姉ちゃんの 子育てについて語ろうと思っているんだけど そのときにでも 続きを語るかな・・・



またな!!!
  

Posted by N子 at 23:05Comments(3)家族

2011年04月02日

百面相

母ちゃんなぁ 慌ただしいんだけどなぁ

つくづく 自分のことを
「幸せな人間だなぁ・・・」

って 思っているんだ。

3人の子に恵まれて
その子の世話までできる。

当たり前のことのように 思えるかもしれないけど
実は とっても幸せなことなんだなぁ・・

って言うふうに 思うんだ。




産まれたての赤ん坊の表情って
どうしてこうも 見飽きないんだろう。










今 泣いたと思うと














すぐに とぼけた表情になったりな。












今日は 赤ん坊の
様々な表情を 紹介しようと思う。













なんたって 産まれたての赤ん坊は
そうは 見られないからな。













これは 笑っているように見えるけど
たぶん 泣く前の表情だと思うんだ。

母ちゃん 赤ん坊が 片口をあげて
ニヒルに笑うところをねらって

ずっと シャッターチャンスを待っていたんだけど
とうとう その表情が撮れなかったんだ。

ねらっていないときは よくやるのになぁ。


よく こうやって 手をかざす。

盆踊りみたいにな。











実物は もう少し華奢なかんじだけど
カメラに収めると ドンとした感じになるなぁ。











これなんか 別人みたいだ。













これも・・・・

な・・・












きりがないな。











今日は これで。

















またな!!!
  

Posted by N子 at 14:11Comments(2)家族

2011年03月22日

赤ん坊が来たぞ!

姉ちゃんが 赤ん坊とめいっこを連れて
家に来たぞ。

赤ん坊は 軽くって ちっちゃくてな
人形のようなんだ。

小さく産まれたんだ。







みんなが 赤ん坊を抱いたり眺めたり・・・



オレ 仲間に入れなかった、









赤ん坊は お風呂が好きでな
とっても 気持ちよさそうだろう?












めいっこが おじゅうくげに 世話をするんだ。



とーっても かわいいみたいだ。








姉ちゃんは 赤ん坊に気を取られすぎて
めいっこが寂しい思いをしないように

気遣いをしている。

抱っこがしたいと言えば 抱っこをさせる。
頭をなでたいと言えば なでさせる。






だけど 力のコントロールが
まだ上手に出来ないので 目が離せない。

なでているつもりでも たたいてしまったりな。

「そーっとね なでてあげてね・・」

母ちゃんも 気が気じゃない。






手も 足も 小さいけど 一人前の形をしている。












おもしろいものだなぁ。













やっと オレとのツーショットを 撮ってもらったぞ。
赤ん坊のにおい いいにおいだ。












ほれ かーわいいなぁ・・・













またな!!! 
  

Posted by N子 at 23:07Comments(20)家族

2011年02月23日

母ちゃん 子守する

昨日は 母ちゃん 甥っ子の子守だった。

奥さんが用事があって 朝から昼ちょっと過ぎまで子守をした。

昨日は 暖かい日だったな。
オレも 日光浴をさせてもらったな。

オレも このごろは もう子守をするような立場じゃぁなくなった。

自分が 子守られて居ることになっちゃったものな。

甥っ子は 外が好きな男でな 朝 寒いうちから外に出たがったんだ。

しばらく テレビでだまかしていたんだけど 結局 暖かい格好をさせて外に出したんだ。

母ちゃん 家のことをしながらチョコチョコと 甥っ子の様子を確かめに行っていた。

はじめに確かめに行ったら 見えないんだ。
あれ? と思いながら 名前を呼んだんだけど返事がない。

そのうち ブツブツとしゃべる声が聞こえてきてな
そっちのほうを見たら ユンボの上に乗っかっていた。

一人で よじ登ったんだ。

(これは ずっと前の写真なんだ
この頃は 乗せてもらっていた)

母ちゃん 念のため 鍵を抜いてまた家に戻った。

その次行ったときは ユンボからおろして
家のほうに連れてこようとしたんだけど 来たがらない。

仕方がないから そのままにして
戻ってきたんだ。

まもなく 心配になって行ってみた。
さっきのところに いないんだ。

ユンボの上にも いない。
あれ? と思って また 名前を呼んだ。

「虎ちゃ~ん・・」

返事がない。
また どこかでしらばっくれているのかと思って

「虎ちゃ~~~ん・・」
と 呼んでみた。

返事がない。
2度3度と 呼んでいるうちに たいそう心配になってきてな

だんだんと声が 必死の声になってきたんだ。
「ト~ラ~~・・・」

なんて 呼んでみたり
「ト~ラ~ノ~ス~ケ~~」

なんて 呼んでみたり
声を限りに 呼んでいるうち

顔色が 青から白になってきた。
だんだんのトイレでは 青から赤だったんだけど・・・

土手から 落ちてしまったか・・・
なんて 考えて 泣き声がしないか耳を済ませてみたりな。

こりゃぁ 道路のほうにでも行ったのかもしれない・・・
なんて思って また 家のほうへ戻ろうと思ったとき

ちゃっかり いたんだ。
すぐ後ろの 石垣の上に 猫と一緒にな。

座っていた。

「やーだ! なんで返事をしなかったん!?」
聞いても しらばっくれている。

おそらく 母ちゃんの呼び声が必死すぎて
返事をしようにも 出来なくなっていたのかもしれない・・・

なんてな 思ったんだ。

そのあとは まぁ 何としても家のほうに来ないでな
猫と一緒に 歩き回っていたんだ。

母ちゃん 家とそっちとを行ったり来たりしながら
様子を見ていた。

何回目か 様子を見に行ったら
すぐそばで ブツブツ聞こえた。





今度は いつもの砂場で
独り言を言いながら 遊んでいた。

そこでも いい手間 一人であそんでいたなぁ。









そのあとは 流しで水悪さだ。

この後姿。

おじゅうくな 腰つきだぁな。

ズボンは 砂だらけになってしまって
めいっこのを はかせたんだ。



午後1時半ごろ 奥さんが帰ってきた。













考えてみたら 母ちゃんが 一人で心配しただけの子守だったなぁ。

だって 甥っ子はほとんど一人で機嫌よく遊んでいたんだものなぁ。

甥っ子の子守も ずい分楽になったわけなんだ。


またな!!! 
  

Posted by N子 at 15:11Comments(0)家族

2011年02月20日

今日の思い出

母ちゃん 今日は 
施設のばあちゃんの所へ 行ってきた。

オレが寝ている姿を見たら
何だか 後ろ髪を引かれる気がした。

でも 自分の親に会いに行くんだから
こんなことじゃぁ きりがないな

と 思い直してな 出発したんだ。

今日は 姉ちゃんとめいっこも
一緒に行った。

いろいろな場面が 思い出として残っているんだけど
今日 一番の思い出の場面は

だんだんの トイレでの場面なんだ。

何だか 臭げな話の予感がするだろう?
臭いかもしれないんだけど 聞いてくれ。

めいっこが おしっこ と言ったので
母ちゃんが トイレに連れて行った。

めいっこがすんで
「今度は ばあちゃんの番」

と 言って 母ちゃんが座って 用を足し始めたら

突然 めいっこが トイレの鍵を開けて ドアを開いて 外に出てしまったんだ。

母ちゃん ハッとして ドアの向うを見たら だんだんの 赤いのれんの下から

お客さんの足元が見えた。

何より 順番を待つ次の人が ドアのそばで待っていたら・・・

自分は 半ケツどころではない 全ケツ 状態で 半立ちの格好なんだもの


母ちゃん 青くなったり赤くなったりで
あわててドアを閉めたんだ。

ホッとするのも つかの間でな
鍵を閉める間もなく めいっこがかけって来る足音と共に

勢い良く 再びドアが開けられたんだ。
全ケツ状態は 変わらず

母ちゃん 再び あわてて 冷や汗をかきかき ドアを閉めた。

今度は ドアノブを しっかり押さえて 鍵をかけた。

そんな自分が おかしくて おかしくて トイレの中で 涙を流して笑ったんだ。

臭い話で悪いけど 今日 一番 インパクトが大きかったことなんだな。

施設では ばあちゃんが とっても喜んだ。
小さい子供の エネルギーは また 特別なものがあるんだな。

母ちゃんが 家に帰ってきたときには
オレ ご飯ももらって ベッドに連れて行ってもらって

熟睡状態だったんだ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 00:08Comments(10)家族

2011年02月18日

いびき合戦

あのな

ばあちゃんな

すごいぞ・・・














いびきが・・・・




オレと いい勝負だ。





ほれ そこまで聞こえないか?










母ちゃん 今日は 商工会の新年会でな

めかしこんで 出かけるんだ。


めかしこんで 出かけるところは
ほとんど断っているからな


久しぶりだぞ。


ぶちかまして来るんだな。



またな!!!
  

Posted by N子 at 13:44Comments(8)家族

2011年02月16日

ゲンナマが

母ちゃん ほとんど出かけないけど
面白い話には 事欠かない。

居ながらにして いろんな面白い話が
舞い込んで来る。

今日の話。

すぐ下の妹が 施設のばあちゃんのことを
一手に引き受けてくれている

って 話したな。

お金の管理も 手続きも 施設の対応も
みんな 妹が受け皿になってくれている。

幾日か前に 妹夫婦が ばあちゃんの所へ行ったんだ。

「確か Tさんは 死んだって言うことだったねぇ・・」
ばあちゃんが 妹に言った。

Tさんとは 妹のだんなさんのお母さんのことだ。
妹にすれば 姑さんだな。

2年位前に 本当に死んでいる。

「あしゃぁ あの人には ずい分世話になってさぁ」
「お父ちゃんが死んで 孤独で仕方ないときに よく話を聞いてもらったんだよ」

「ありがたかったんだ・・」

「お線香をあげさせてもらいたいんだけど なにせ あしはここで3度のご飯を食べさせてもらっている身の上だろう・・」

「動きが取れないんだよ」

「それに ゲンナマっていうものを 一つも持っていないから お包みもできないんだよ」


「お母さんのお金は 全部私が預かっているからね」

「そうかい それじゃぁ お前がお包みを持って あしの分のお線香をあげてきてくれないかね?」

「うん わかった そうするよ」

「あぁ よかった・・」
「だけど 今のご時勢だから 3千円っていうわけにはいかないやね」

「5千円くらいは 包むようだろうね」


自分のだんなさんの親に包む金額の話なんかを 当人の前で始めちゃって 妹はおかしくてしょうがなかったんだ。

だんなさんも 黙って聞いていた。

笑ってしまっては ばあちゃんがかわいそうだと思ってな おかしさをこらえて
「わかった 5千円包んでお線香をあげさせてもらうからね・・」

ばあちゃんは ホッとした顔をして 
「あぁ よかった これで気がかりがすんだよ」

「ところで お母さん Tさんは ここにいる私のだんなさんのお母さんだよ」

「おや そうかい・・」
だんなさんのほうを向いて
「偶然 こういう話になっちゃってね・・」
わかっているんだかどうだか わからないことを言っていたんだ。

母ちゃんと 妹で 話したんだ。
「でも お世話になった話で よかったんね」

「お母さんのことだから 悪口だって平気で言うからさぁ そんなことになったら いくら認知症の人の話でも いい気はしないものね」

なんてな・・・

げんに 家に帰ってから だんなさんが妹に 
「ありがたいなぁ・・」

って 連発していたんだと。

とにかく よかったぞ。


それから この間の 痩せていたあの子の写真が また届いたんだ。
わずかだけど 見てわかるくらい太ってきた。

みんなに見せてもいい って言ってもらえたから この次載せるぞ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 16:05Comments(2)家族

2011年02月14日

やめてくださ~い!

あのな オレ 夕べもよーく寝たんだ。
一度も起きないで ずっと寝続けたんだぞ。

だから 寝返りも一度もうたなかった。

昨日 一日 よーく寝続けて
夕べも よーく寝て

そしてな 今日も 昼間はずっと寝ていた。

こんなふうにな
ぬいぐるみを枕にしてな。



昨日の朝から オレ ずっと寝ているんだな。

そりゃぁ 朝晩のご飯の時には
「ご飯くれー・・!」
って 鳴くけどな。

そして ガツガツ食べるんだけど・・

あとは 時々母ちゃんに寝返りをうたせてもらって
ほとんど寝ている。

夜も寝ているので 母ちゃんが助かっている。


母ちゃん この不細工な顔が またかわいい・・・
って 言うんだ。

犬って感じじゃぁ ないんだって。
なにか 他の動物みたいな感じがするんだって。


甥っ子なんだけど
この頃 「やーだよー・・」 って言うところを

「やめてください!」 だとか
「たすけて~!」 だとか 言うんだそうだ。

親子3人で スーパーへ行ったとき
品物を 何でも持ってきてしまうので

兄ちゃんが 「だめだよ」 と言って やめさせようとしたら
レジのそばで

「タツケテ~!!」
と 大きな声で叫んだんだと。

兄ちゃんも 奥さんも 誘拐犯に間違われないかと
ヒヤヒヤしたんだって。

(今日は 甥っ子と奥さんが来た。)
(必ず おれをなでてくれてから帰るんだ。)

この間 甥っ子と奥さんが 家に泊まったとき
甥っ子が 奥さんとお風呂に入ったんだ。
 
頭を洗うときになったら
「ヤメテクダサ~イ!!」 「タツケテクダサ~イ!!」

と 逃げ回っている甥っ子の
叫び声が 聞こえてきたんだ。

やれやれ・・・・


またな!!!
  

Posted by N子 at 21:48Comments(8)家族

2011年02月01日

父ちゃん床屋

今日は 奥さんと甥っ子が来たぞ。

すぐ上の兄ちゃんな
自分の子どもに 「父ちゃん」って呼ばせている。

奥さんは 「ママ」って 呼ばせている。

もう それが習慣だから
甥っ子も 当たり前のようにそう呼んでいるんだ。

兄ちゃんは 自分の髪の毛も自分で切るんだけど
甥っ子のも 兄ちゃんが切っている。


今回は これだ!













これが 横向き。














これは 後ろから。



何だか タラちゃんか コボちゃん って感じだな。


だけど これが 甥っ子のキャラクターにピッタリ。
しっくり来ている。




2月9日の誕生日のお祝いに
ばあちゃん(母ちゃん)から 働く車のDVDをもらってな

真剣に見ているところ。









オレは みんなのそばのコタツで
眠っている。













午前中は 外で気分転換をしたぞ。


平和だな。




またな!!!
  

Posted by N子 at 19:47Comments(4)家族

2011年01月03日

年始のあいさつ

オレの家 たくさんの親戚が
年始のあいさつに来るんだ。

昨日と今日 大人や子どもが
大勢 出たり入ったりにぎやかだったぞ。

去年までは 人が来ると
一人ひとりに オレが大騒ぎをしてあいさつをしたのだけれど





今年は 自分の毛布の上に陣取って
あまり動かなかった。

みんなが顔を合わせて いろんな話をしたり

子どもたちは 久しぶりに会えたことが
うれしくて はしゃいでいた。

一年に何度か こうやって顔をそろえる。
ファミリーを 確認しあう時なんだなぁ。

母ちゃんは 一日中 頭と体をフル回転だ。

暮れから来ていた 東京の兄ちゃんたちが
昼間帰って行った。

それから 次々と帰っていって
姉ちゃんとめいっこが残った。








夜のおしっこを採るとき
相変わらず めいっこがやってきて


父ちゃんとオレの世話を焼いていた。









父ちゃんの手をどかして 自分がするからと
言ったりしてな

父ちゃんに世話を焼かせていたぞ。

今は みんな寝てしまって
やっと 母ちゃんの時間になった。

母ちゃん お疲れ様でした。

またな!!!
  

Posted by N子 at 21:54Comments(4)家族

2010年12月28日

ジョーちゃ~ん!

昨日から来ている めいっこ。

オレが がに股散歩に出たら
追いかけてきた。

「ジョーちゃ~~ん!・・」

この直後 オレに飛びついてきた。
その拍子に オレ よろけてしまってな

めいっこを 倒してしまったんだ。
その上 足をふんでしまってな

「あらら~! あぶない!!」
母ちゃんが さけんだけどどうにもならない。

オレを つるしているのでな。

我らがめいっこ 泣くかと思ったら泣かないでな
自分で起き上がって 手をパンパンとはらって

また オレと一緒に歩き出したんだ。
えらいぞ!







そのあとは 団子の交渉。












丸ごと一本 食べたいと 姉ちゃんにな。












結局 1本じゃぁ多いから と












一つ姉ちゃんに取られた。











でも すぐに切り替えて この笑顔だ。





いいぞ!!







相変わらず 母ちゃんの紫色のカーディガン。
ほれ あれだ プリキュァのキャラクター

”ムーンライト” のつもり・・ だって。










オレ この頃は寝ていることが多い。
こうやって 全部布団をかけてもらうと よく眠れる。











みんなのそばにいるときは こんな感じで寝ている。












母ちゃんの がに股散歩を 一日一回。


車椅子では あの 寒い日以来出かけていない。










いろいろ なんだかんだとあってもな
この 足の寄り集まりを見ると

母ちゃん つくづく
幸せだなぁ・・・ と 思うんだ。

またな!!!
  

Posted by N子 at 21:59Comments(6)家族

2010年12月19日

やっぱり今日も

やっぱり・・・・
今日も いい日だったぞ。











昨日から めいっこが来ていてな
これまた 華やかだったぞ。











めいっこは どうも オレにからみたがる。

「ジョーちゃーん かーわいい~・・・」
なんてな。








おいっこと めいっこ。
まだ 2歳と3歳とに なっていないのに

男女の違いが ありありと見える。
男は男 女は女。

なんだなぁ・・・





今日は めいっこに誘われて
庭に 何度か 散歩に出たぞ。










母ちゃんの がに股散歩の介助でな。

静かで暖かく 気持ちが良かったなぁ。










少し外を歩くと 家の中に入ってきてしまう。
そして 横になって休むんだ。










そのうち 母ちゃんが めいっこを探しに外に出た。

「何してるのー?」









「ネコさんと おはなししてるの~」











ヒョイっと・・・・











よっこい・・・











めいっこは 小さい頃から
オレと関わっているからか

犬や猫を 恐れずに すぐに寄っていく。








目が離せないんだ。











ふわふわの種を フーッと 飛ばしたり

オレの家に来たら 遊びには事欠かない。









母ちゃんの 紫色のカーディガンを
プリキュァのキャラクターのつもりで 好んで着ている。











こうなると・・・・

 
「たすけてくれー・・・」

と 言いたくなるけど

オレを 好いてくれていることは 明白だ。
かわいいぞ。



夜になって 高崎へ帰っていった。
父ちゃん母ちゃんに 見送られてな。

ばあちゃんとオレにも ちゃんとバイバイしたぞ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 20:45Comments(10)家族

2010年12月12日

今日のこと

今日はな オレにとっちゃぁそれほどでもないけど
母ちゃんにとっては いつもと違う一日だったぞ。

だって 施設のばあちゃんの所へ行ってきたんだからな。

オレのオムツの心配がなくなったので
気分が楽に行ってこられたんだ。

だけど 昨日も散歩に行けなかったオレのために
今日は 特別に午前中に散歩に連れ出してくれたんだ。

途中で モモの父ちゃんに行き会ってな
頭をなでてもらったぞ。

左に立っているのは ずい分前に死んじゃったけど
友達のゆう君の 父ちゃんだ。

「ジョー君 歩けるようになってよかったなぁ・・・」

みんな そう言ってくれる。


そのあと 仕事中のKさんに行きあったぞ。

Kさんが ラッシーの家から出てきたので
久しぶりに ラッシーのところに行ってみた。









ラッシーの母ちゃんが 10日くらい前に死んでしまってな
こいつ ピッタリおとなしくなってしまったんだ。

人が出入りすると ブギーブギー と でかい声で鳴いたのに
さっぱり 鳴かなくなってしまった。

「かわいがってくれた人が いなくなっちゃったことが わかるんだねぇ・・・」
母ちゃんは ラッシーがふびんでならない。

どうにもならないことだけどな。



今日は だけど オレが顔を出したら
うれしそうだったぞ。

しっぽをふって 近くまできたんだ。
でも 死んだラッシーの母ちゃんが言っていた

「そばへ寄ると かじることがあるから気をつけて・・」
という言葉が頭にあって オレをそばに近づけなかった。

今日の散歩は いろいろな人に行き会えた。

楽しかったぞ。

そのあと 母ちゃんは 家を出発して
だんだん から 施設のばあちゃんのところ そして すぐ下の妹の所へと 顔を出した。

帰ってくるのが遅くなってしまって それからオレの語りを始めたので 日付が変わってしまったな。
この辺でひとまず区切りをつけることにするぞ。

続きは またあとで・・・

今夜は またな!!!
  

Posted by N子 at 00:11Comments(2)家族

2010年11月29日

オレとめいっこ

今日は めいっこがはじめて自分の意思で
一人でオレの家に 泊まることになったんだ。











昼は 砂場で 兄ちゃんとお弁当を食べた。

母ちゃんも 外に出てしまったとき
オレ つまらなくて 外に下りてしまった。









「ジョーちゃんも みんなの所に行きたいん?」

母ちゃんが 車椅子に乗せてくれた。

そのまま オレ 道路に散歩に出てしまった。







めいっこが 走って来る。











「ジョーちゃーん まってぇー!!」





「チビちゃん しばらくね 私のこと覚えてる?」

なんてな。
チビに 話しかけていた。



めいっこが一緒なので あまり 遠くまで行かないで
帰ってきたんだ。











「私に ついておいで!」


帰りたくないオレを めいっこが
先導した。








「ジョーちゃんって かわいいねぇ~・・・」













まるで 乗っかってくるので 重たい・・・














そのあと 昼寝だ。

天使の寝顔。

世の 親たちは この顔を見つめて
生きる勇気を 奮い立たせるんだな。

またな!!!
  

Posted by N子 at 14:13Comments(7)家族

2010年11月02日

巻き爪 いよいよ

臭い話が続いて 悪いんだけどな
オレ おしっこがだいぶきれいになってきた。

うんこもな 今朝 たくさん出たぞ。
黒っぽいのがな。

食欲も まだ落ちていないんだ。
あと もう少しだな 治るまで。


ところで 施設のばあちゃんの巻き爪もな
順調なんだ。

左は 最初から成功して すでにワイヤー交換ができている。

右は 以前にした手術のあとが悪くてジクジクしていてな

少しほっておいて 爪が硬くなってきてから ワイヤーをつけてもらったんだけど

やっぱりまだ 爪が柔らかすぎてだめだったんだ。

この状態だと 爪を取る手術になるかもしれません・・
なんて 言われていたんだけど

今一度やってみましょう・・

ということで また 時間を置いてつめを硬くしておいて
(薬を塗ったりする処置を しないでおくんだ。)

今度は あらかじめ爪をしっかりさせる
何かを塗ったらしいんだけど

改めて ワイヤーをつけてくれたんだ。
そしたら 今度はそれが定着してな そのまま行きそうなんだと。

よかったぞ。

全部 母ちゃんのすぐ下の妹が病院に連れて行ってる。
そのたびに 報告をしてくれているんだ。

この頃は 帰りにすぐそばの開店寿司に寄って来るそうなんだ。

ばあちゃんが とっても楽しみにしているんだと。

今回も すし屋に寄った。
車椅子ごと カウンターにつける店なんだ。

精算をするために妹が席を立ったとき
ばあちゃんが 車椅子からすっくと立ち上がったんだ。

妹は 何用で立ち上がったのか すぐに察した。
そばに行って どうしたの? って聞いたら

「食べ過ぎて 2~3発しなけりゃぁ 苦しくってしょうがないよ・・」

その日は お客さんがいっぱいで 二人の両隣も客がすわっていた。
こんなところで2~3発されたんじゃ たまらない・・・

と思った妹は
「もうちょっとがまんしてくれない?」

と 言ったんだと。

「あぁ・・そうだったね・・そうするよ。」
ばあちゃん ハッと気が付いたみたいで

何事もなく帰ってくることが出来たんだと。
やれやれ ハラハラさせるな。

「ごちそうさまでした! お騒がせしました!」
妹は 元気よくあいさつをして寿司屋を出てきたんだそうだ。


またな!!!
  

Posted by N子 at 16:18Comments(4)家族

2010年10月17日

口下手 日本男児

今朝も 寒かったなぁ・・・

オレ 布団をかけてもらって
おおいびきで 寝ちゃったらしい。

その間に母ちゃんは 買い物に出かけてきた。



オレが散歩に行っていた頃
めいっこと よく遊びに寄った家があるんだけどな

そこの家のばあさんと 若い奥さんが めいっこに合いたがっている と聞いて

母ちゃん めいっこを連れて遊びにいったんだ。

もう 半年以上 めいっこに会っていなかったんだと。

ばあさんも 奥さんも とっても喜んでくれた。

そのばあさんが 話してくれたんだ。

「Yさんが 言ってたよ」 
(Yって 父ちゃんのこと)

「N子は ジョーの面倒をよく見ている・・」

「あんなに一生懸命 面倒をして
死なれたときは がっかりするだろうなぁ・・」

たしかに オレが弱ってからは
母ちゃんが 全面的に介護をしているからな・・

ばあさんが 言ったんだと

「だって ジョーは 命の恩人なんだから 悔いのないように 最期まで面倒を見るつもりなんだよ」

「N子さんにしてみれば あたりまえなんだよ」

命の恩人は 大げさだけど 母ちゃんが 眠れなくて困っていた頃

オレが来たことによって 眠れるようになったんだ。
散歩のおかげで 丈夫になったしな。

そのばあさんには 母ちゃんが大変なとき
話し相手になってもらったんだ。

自分も 同じだったことがあるってな。
だから そのいきさつを よく知っているんだ。

考えてみたら 母ちゃんにとって
オレの存在は 恩人だったんだな。

人の表現って 面白いな。

そして ばあさんは続けた

「N子は 家のことも 何も言うことないほど よくやってくれている・・」
「とも Yさんが言っていたぞ・・」

とな。

母ちゃん 
”へぇー? そんなふうに思っていたんだぁ・・”

なんて 思ったんだ。

父ちゃんの年代の男が みんなそうとは限らないけど
思っていても 口に出して言えない男が

多いなぁ・・・

父ちゃんたちから 上の年代。
日本男児。

でもな 思っているだけじゃぁ伝わらないぞ。
ちゃんと 言わなけりゃぁ・・・

父ちゃん!!



またな!!!
  

Posted by N子 at 16:19Comments(4)家族

2010年09月10日

冗談じゃないよ!

ばあちゃんの施設へ
新しく 理学療法士の人が来てな

あいさつに来てくれたんだ。

ちょうどそこに 妹が居合わせた。

いつも ばあちゃんの部屋の
すぐそばで みんなで体操をしているんだけど

ばあちゃん 参加したことがないんだと。




「新しくきた ●●です。」

「そうかい よろしくたのむね・・」

妹が 
「それじゃあ 今度 体操を教えてもらえば・・ね」

と 言ったら

ばあちゃんに 火がついた。




「体操だと? 冗談じゃないよ!」
「あしは 何もかも一人でやっているんだ」

「体操なんかしている暇は ないんだよ!」
「ここで 一人で生き抜いていくのは 並大抵じゃないんだから」

「もう二度と 体操しろなんて言わないどくれ!」

妹と その理学療法士の人は
思わず顔を見合わせて 笑ってしまったんだ。

そこで笑うことは ばあちゃんのプライドに 傷が付くだろう・・

とは 思ったのだけど 笑わずにはいられなかったんだと。

ご飯は 作ってもらって食べていて
お風呂は 迎えに来てもらって 入れてもらって

洗濯は みんなしてもらっていて・・・

何もかもしてもらっているのに
体操なんかしている暇はない・・・

だって。



「車椅子に ふんぞり返って 怒ってるんさ・・」

母ちゃんも 妹と一緒になって
げらげらと 笑ったんだ。

まったく 相手が誰だろうとおかまいなしだ。
ばあちゃんは ずっとそうやって生きてきた。

姉妹3人で とばっちりを受けて
真剣に困ったことも 数限りない。

だけど 今は 笑って済ませられる。
スタッフの対応は 見事なもので

さすが プロだよね・・・
と よく感心している。

一人で暮らしている頃

「ここで一人で生き抜いていくのは
並大抵の苦労じゃないんだから・・・」

と 口癖のように言っていた。

「きっと そのときの心境になっていたんだろうね」
「体操するのが いやすぎて・・・」

と 二人で話していた。


またな!!!
  

Posted by N子 at 14:47Comments(4)家族